そこから車を呼んで、郊外にある山岳民族博物館へ向かった。ここは2度ほど行こうとして、タイミングが悪く、行けていなかった場所。運転手は女性で、順路はアプリにも出ていたのだが、何か勘違いして、行き過ぎてしまい、戻る所で、どこかの敷地内に入って出られなくなる。まあ何とか脱出して無事博物館に着いたので良かった。

池のほとりに立つ博物館はかなり立派な建物で入場は無料。名前や住所を書くと入口に案内され、後は自由に見てね、というスタイル。ここにはミャオ、ヤオやアカ、リス等、北部タイの山岳民族に関する展示が並んでおり、動画もあった(日本語バージョンもあり)ので、とても理解が進んでよかった。まあ残念ながら茶に関する展示は見付からなかった。

帰りも車を呼んだのだが、一体どこを走っているのか、なかなかこの場所に近づいてこない。何とかやって来たその車のドライバーも女性であり、先ほどの人同様に英語が出来たので会話は成立した。彼女の場合、スマホが壊れてしまい、地図が表示できずに困っていたらしい。何だか今日は不思議な日だなと思う。
夕方腹が減ったのだが、何とかなり強烈なスコールに見舞われて、外へ出られない。少し待てば止むかと思ったが、30分経っても止まないので、仕方なく傘をさして一番近いバー(カフェ)まで走る。ここがいいのは、一日中ブレックファーストが食べられることだったが、今回入ってみると、クラブサンドイッチはメニューから消えていた。まあアメリカンでも十分に美味しいのでゆっくりと食べる。それでも雨は止まず、少し小降り状態で帰る。果たして洪水の危機は再来するのか。まずはほぼ濡れずに生還したことを祝おう。

10月1日(水)‐2日(木)チェンマイをフラフラ
朝雨はあがっていたが、何となく時折パラつく。朝はパンをかじり、昼前に傘が要らなかったので外へ出た。何となく気分が肉だったので、歩いてガイヤーンを食べに行く。この店はいつでも混んでおり、スタッフの愛想は相変わらずないが、鶏肉は美味い。中国人の一人旅の男女が、大量のガイヤーンとソムタムを注文してひらすら食べているのが愛くるしい。私はガイヤーンハーフで腹パンパン、もう若くはない。

特に体調が悪い訳でもないが、何となくしっくりこない。こんな時は八番らーめんに限ると、夕方MAYAまで出掛けた。この店のスタッフも愛想はなく、淡々と仕事をしている感じが良く出ている。現地化するとはこういうことかもしれない。五目ラーメンは優しい味で沁みる。

翌日は晴れたので、まずは洗濯物を干してから、また外へ出ていく。昼ごはんに和食を食べようと、いつも行くキッチンへ。ここの弁当はいつでも優しい。そして昨年無くなると書かれていた、カレー無料サービスは復活していたが、また今月で無くなるらしい。昨年より10バーツ上がったかもしれないが、これで180バーツは素晴らしい。


いよいよ明日から雲南へ行くので、色々と準備をして過ごす。気温はチェンマイより低いらしく、更には高地へも向かうのでそれなりの服装も必要だ。同時に日本女子オープンゴルフを見ながら過ごす。NHKは10月からNHK+を辞めて、NHK Oneという取り組みになったが、初日には登録が出来ずに焦った。これはNHK側の完全なミスだと思うのだが、なんと登録していなくても、配信が見られることを後になってしまったので思わず、「受信料返せ」とどこかの党のように叫びたくなる。

そんな思いをしていたら、少し腹が減ったので、今日まで行っていなかった麵屋に行ってみる。ここも安定の旨さでかつ夕方以降も開いているのが有難い。明日のフライトのチェックインも済ませて、確認事項もチェックしたので、まあ何とかなるのではないか。でも中国は国慶節の大型連休中、さてどうなるだろうか。


































































































