チェンマイ滞在記2023その2(3)6 カオトームと和食にありつく

午後は卓球を見ながら、たらたら過ごす。ツアーの疲れが出て、本当に自分が歳をとったと感じる。更にドラマを見ていると三重県が舞台であり、風景の茶畑が映りこんできて、何とも素晴らしいと思ってしまう。でもこれ漁港に家があるのでは、などとあれこれ三重を思い出す。

夕方になってバスターミナルにプラーオ行チケットを買いに行く。そのままシャン料理屋へ行き、納豆炒飯はないかと聞いてみたが、首を振られてしまった。ちょっと発酵させたキャベツの入ったチャーハンは美味かった。帰りは夕日がきれいで、近所の有名な寺でほっこりする。

10月21日(土)Kさん来訪

午前中は原稿を書いたり、報告会の準備に追われる。昼過ぎになってイサーンからやってきたKさんと落ち合う。場所はなんと昨日と同じシャン料理屋だった。なぜ私が昨日シャン料理屋へ行ったのか。それはKさんが『20年以上前にチェンマイで食べた納豆炒飯がまた食べたい』とFBに書き込んでいたからだったのだが、チェンマイの誰に聞いても、納豆炒飯などない、と言われてしまった。取り敢えずもう一度シャン料理屋へ行き、タイ語のできるKさんに確認してもらった。

案の定、納豆炒飯はなかった。仕方なく他のシャン料理を食べる。そして初対面のKさんと、色々とタイ話をしていると、いつの間にか夕方になってしまう。店を出て、Kさんが行きたいというお寺について行く。そこはチェンマイ市内の外れぐらいで遠くはなかったが、観光客が結構来ていて驚く。

境内には色々なものが置かれ、飾られている。そしてメインは城壁のような場所の中へ入り、そこをお参りすることだった。ろうそくが灯される中、仏像が数か所に置かれ、荘厳な雰囲気がある。Kさんは20年前、ここで壁の穴に置かれた無数の仏像を見たというのだが、残念ながら、それは無かった。この寺、本堂はどこにあるのかよく分からない。昔の寺は廃寺となり、廃墟と化しているらしい。

帰りにGrabを呼んで一緒に帰る。ただ配車アプリで、2人が乗って別々に降りるというオーダーの仕方が分からない。仕方なく車に乗り込み、宿の近くまで来たら、Kさんが運転手に声を掛けるという手法で切り抜けた。だがやはり不便なので、夜検索して、何とかアプリオーダーの方法を探した。夕飯は近所で珍しいパスタを頂く。

10月22日(日)和食にありつく

ミアンツアーの時になぜか食べられなかったカオトームが食べたいと思い、朝は近所の店へ行き『カオトーム』と叫ぶと、ちゃんと思った通りのカオトームが出てきた。今までは何だったのだろうか。私の発音がオカシイとは思えない。まあ、とにかく煮卵も入れて、美味しく頂く。

昼はガイヤーン屋へ向かう。前回食べたいと思ったチキンウイングを注文しようと思ったが、既に売り切れており、ネックもなく、チキンフットだけが残されていた。それをカオニャオで食べていたのだが、肉部分は極めて少なく、何とも寂しいランチとなり、心が落ち込んでしまった。

それを挽回するかのように、夜はNさんと食事。キッチンハッシュというから、洋食屋かと思っていたが、何とも立派なお屋敷にある和食屋だった。さしみ盛り合わせがとても迫力があり、久しぶりのかつ丼も実に旨かった。ここはチェンマイに住む駐在員などが使う場所らしい。確かに一人でフラッと来て食べるような感じは全くない。予約しないと席がないともいう。チェンマイはまだまだ奥が深い。

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