チェンマイ滞在記2023その2(2)3 2日続けてTea Galleryへ 

10月4日(水)Tea Galleryへ

今朝はパンをかじってから、久しぶりのTea Galleryへ向かう。今年の頭に訪問した時はバイクを呼び、風が寒すぎたが、今回は肩肘の調子が悪く、さすがにバイクの後方に乗るには不安が大き過ぎたので、車を呼んだ。ターペー門から行くよりちょっと遠いが、BoltはGrabより安いので費用はバイクとトントンだった。

馬さんに無沙汰のあいさつなどしていると、彼女の方のビジネスは着々と進んでいると知らされる。そして来客も多く、かなり忙しい。それでも私の相手をしてくれるのは何とも有難い。ミアンの歴史調査を何とか進めたいが、その道はあるだろうかと相談する。それにしてもミアンとは一体なんであり、それは茶の起源ともかかわるのだろうか。そして北タイの文化、タイ人との関わりなどに思いが至る。

ただ帰るのはつまらないので、ターペー門で車を降りた。前回1か月滞在したこの付近の様子を見てみたが、工事中の建物や道路がある。そしてその先を左に曲がると、ミャンマー人がやっている中華料理屋が目に入る。前回1度だけ訪ねたことがあるが、そこの女性は完璧な華語を話し、台湾に長く住んでいたと言っていた。

実は彼女、シャン州出身ながらチェンマイに移住。更にそこから台湾へ渡り、10年以上を過ごしてまたチェンマイに戻ったのだという。彼女の作る料理は本格的とはちょっと違うのだが、なぜかとても美味しく、満足できる。水餃子と肉茄子でお腹が膨れた。しかし何といっても、彼女と華語で会話するのは楽しい。やはり台湾が恋しいのだろうか。

腹がくちると散歩する。見慣れたお寺の20バーツ麺も、その近くの牛肉麺も、そしてその裏のラーメン屋も健在だったが、何となく1月ほどの賑わいはない。これは今が雨季で観光客が少ないということで、説明できるのだろうか。中国人が来なくても、白人や韓国人で賑わっていたあの光景は何だったのだろうか。

午後ちょっと雨が降る。止むと夕焼けになる。雨が降った後はちょっと涼しい。今晩は麺を食べようと、近くの食堂へ入る。ここは雨が降っても少し遅くてもやっている、私にとってとても便利な食事の場。コロナ前は白人や日本人のお爺さんたちのたまり場のようになっていたが、今はその数は少ない。経営が心配される。

10月5日(木)再びTea Galleryへ

朝いつものように散歩する。そして五差路でいつものようないい匂いに巻き込まれ、吸い寄せられた。前回は試しに二本だけ買って歩きながら食べた串焼き。今日は耐えられず4本買い、更にはカオニヤオまで買ってしまった。それでも僅か29バーツ。本当に安い。焼いている人は煙にまみれて大変だ。部屋まで持って帰り、朝から幸せ。

10時前に昨日も来たTea Galleryへまた行く。馬さんから『明日は日本人学生が来るから、あなたも来たら』と誘われたので、よく分からないが行ってみることにした。既に山形大学農学部の学生数人、そしてチェンマイ大学の学生も数人来ていた。どうやら夏休みのプログラムで山形大の学生が短期間チェンマイ大に滞在しているらしい。

そして今の農学部はある意味最先端の場。発酵などの技術についても興味を持ち、ミアンの話、そしてそれを使った加工食品を学びに来ていた。私からは四国にも同様の茶があることを説明したが、どこまで響いただろうか。そして馬さんが雲南回族で、イスラム教徒だからハラール認証なども取得していることを話すと、そちらにはかなり興味を持っていた。面白い傾向だ。

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