チェンマイ滞在記2023その2(2)2 プラーオからチェンマイ大学へ

市場の見学が終わると、Kさん宅で朝ご飯。Kさん特製のスープとジョークをUさんも交えて頂く。このスープが堪らなく旨い。特製漬物もほぼ食べ切ってしまった。本当にKさんの料理は有難い。昨晩に続いて、リス族などについて、Uさんに教えてもらう。専門家がいることは何とも有難い。

そして一度宿に戻り、チェックアウトした。要はお金を払っていなかったのだ。すると向こうから白人さんがやってきた。何とドイツ人で、ここのコテージに長期滞在しているという。しかも職業は絵描き。この宿のために何枚か絵を描いていると言い、見せてくれた。同じ画家?であるKさんも興味津々で会話に加わる。

Kさん宅に戻り、シャインマスカットを食べながらダラダラと過ごし、昼過ぎに出た。奥さんと3人で街の食堂でお昼を食べる。ここには英語メニューなどはなく、私は感覚で、Kさんは翻訳アプリを駆使して、自分の食べたい物を注文する。町の食堂の料理は油が多めで、華人系の味がした。ご馳走様でした。

そして昨日の市場をもう一度見学した後、2時半のロットゥに乗り、チェンマイへ戻った。乗客は8割程度でゆったりと帰る。時間もやはり2時間はかからず、早めにバスターミナルへ入る。少し腹が減ったので、そこでカオマンガイを食べて、歩いて帰宅する。肩が少し痛いのだが、まあ何とかなっている。

部屋に戻ると、アジア大会の中継を見る。女子ソフトボール決勝、日本対中国。何と途中から、あの上野由紀子が登場した。15年前上野の413球で有名になってから今日まで現役を続けていたとは。中国チームもレジェンドを見る目は暖かい。結局上野は抑え、また優勝した。彼女には一体何が求められているのだろうか。恐ろしい。

10月3日(火)チェンマイ大学へ

2日ほど部屋を空けたので、朝から生活物資の調達に向かう。まずは回族牛肉麺を食べて、パンを買い、更にフルーツにも手を出す。もうほぼこのパターンで生活は潤いを持つ。特にフルーツをこんなに思い切って安い料金で食べることは日本では難しくなっており、有り難い。

宿から通りまで出る。そして通りを渡り、ソンテウを拾う。ここからチェンマイ大学へソンテウで向かうのは初めてだ。30バーツで難なく運ばれる。久しぶりに校門を通り、庭のようなキャンパスを歩いて行く。何となく懐かしい母校を歩くような気分となる。そして人文学部の近くになってきた。

今日会ったのは華人系研究の教授だったが、何だか部署が移動となっており、何と海外の大学交流などを担当していた。彼は英語も中国語も堪能なので、白羽の矢があったのだろうか。またここでも潮州人について、根掘り葉掘り聞いてしまった。どうしても知りたいが、どうしても全容がつかめない謎の人々。

面談が終了して、池の方へ歩いてみる。コロナ前、中国人が映画の聖地巡礼で沢山訪れていた場所だ。そこにおしゃれなカフェがあったのは前から気づいていたので、今回は思い切って入ってみる。アイスティーとパスタを注文して、外の席で一人寛ぐ。中国人客も何組かいたが、そこまで気にならない。ああ、いい雰囲気だ。帰りもまたソンテウを捕まえる。

午後は休息を取っていたが、夕方早い時間に腹が減る。ただ何故か遠くまで歩いて行く気力がなく、近所で気になっていた食堂に入ってみた。ネット上ではマッサマンカレーが旨いと書かれていたので、注文すると確かに食べやすい。コーラで流し込むと南国な感じが一層引き立つ。それにしてもこのカレー、どこから来たのだろうか。夜はまたアジア大会で過ごす。

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