チェンマイ滞在記2023その2(2)4 鶏脚麺から蘭州拉麺へ

帰りに近所で車を降りる。昨日中華系を食べたことにより、もっと食べたくなってしまい、ネット検索すると、近所に評判の良い中国料理屋を発見した。そこは立派なコンドミニアムの中にあるとのことだったが、何と見付けることは出来なかった。どうやらすでにその店はなく、別の中国料理屋が開店準備をしている。この辺も店の入れ替わりが激しい。

仕方なくロビー付近で麺を食べることにした。鶏麺を注文すると『もうほとんど鶏肉はないが、鶏の手足入りスープでいいか』と聞かれたので、応諾した。大根がしみ込んだスープ。何だかとても懐かしさを感じながら、ゆっくり食べる。コラーゲンたっぷりだろうか。60バーツ。

午後は実に久しぶりの方がチェンマイに来たというので会いに行く。城壁の南側にあるホテルを探す。Grab運転手も迷う。この辺はあまり歩いたことがない。何とか探し当てると、そこにMさんがいた。Mさんとは10年ほど前、バンコクの会などでお会いしていたが、二人で会って話すのは初めてではないだろうか。

出張で来たというが、お歳は私より上で、そろそろ仕事をセーブしたいようだ。そしてどこかいい所があれば2₋3か月滞在も検討しており、チェンマイもその候補だった。私としてはただボーっとしている場所として適しているかは置いておいて、もし歴史や文化、民族などに興味があれば、ここはお勧めだとお話した。

夕方6時までずっと話し続けていると、そこへNさんが迎えに来てくれた。今晩はNさんと食事予定で、わざわざここまで来てくれた。MさんとNさんは一応業界も近いので、ご紹介した。それからNさんの車でレストランへ。ここは観光客用で、音楽もあり、実に煩い。私はテレビに映るアジア大会のバレーボールをじっと見つめる。ガイドのケンサンも合流して、更に賑やかになる。料理は豊富で食べやすいのだが、やはり何かが物足りない。夜は勝手に更けていく。

10月6日(金)ついに蘭州拉麺へ

何だか疲れたので、朝の散歩を休む。昼前にようやく外へ出て、前から気になっていたカフェへ向かう。朝食メニューにクロワッサンなどがあるのは普通だが、何故かとんかつやカレーも載っていて、しかもこれが安い。だが、先日は夕方ですべて売り切れ、その次はお休みと、全くありつけない。そして今日こそはと思って出てきたが、なんとスタッフが不在でやはりありつけない。何ともし難い食堂だ。

仕方なく、通りまで出て、ついに蘭州拉麺へ入った。改装中だった店がオープンしており、中はきれいだった。レジのお姐さんの華語が何ともたどたどしくて愛らしい。150バーツの牛肉麺を注文。多分バンコクより30バーツ安い。因みにこの店はチェーン店で、タイ全土に9店舗あるらしい。なぜか謎のゆで卵付き。麺そのものはごく普通なので、150バーツも出して食べるのは中国人位しかいないと思われる。

午後はアジア大会の卓球などを見て過ごす。もうこうなると日本生活の日常とあまり変わらなくなっている。夕方腹が減ったので、近所を探索してみる。白人さんもよく見かける食堂に入ってみる。英語が上手い女性がオーダーを取ってテキパキ働く。ここにはなんとフュージョンと書かれたベトナム風バインミーが存在していたので、頼んでみる。とんかつとチーズをパンに挟んで、内臓ペーストを塗っている。これはベトナムにはないだろうな。

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