チェンマイ滞在記2023その2(2)1 プラーオへ

《チェンマイ滞在記2023その2(2)》  2023年10月1₋8日

10月1日(日)プラーオへ

今朝は早起きして、オンライン報告会を実施。日本との時差2時間はやはりちょっと大変だ。10時過ぎに終了して、少し準備してすぐにバスターミナルへ向かう。出発30分前に着いたので、取り敢えず麺を啜る。そうしているともうロットゥが到着していて、皆さん乗り込んでいた。

今回は助手席に乗ったので前が良く見えて快適。ロットゥ自体は前回乗っているので特に不安はない。日曜日ながら、途中からはほぼ車も走っていない道を行く。ちょうど真ん中の滝のところで連絡を入れたが、その後のスピードが速く、計1時間40分ほどで、懐かしのプラーオの街に入った。

ターミナルで降りるとKさんが迎えに来てくれた。そしてすぐに市場へ向かい、晩御飯の材料の一部を買う。市場は閑散としていたが、(食べるための)虫などを売る店が増えており、2月に来た時とは、少し様子が変わっていた。そこからKさんの家へ行き、休息しながら、Kさんが描いている絵を見せてもらう。その絵には山岳民族が描かれており、何とも素晴らしい。料理や音楽も含め、Kさんの才能には脱帽だ。

そこから山の温泉に向かう。K夫人はリス族であり、彼女の村の近くに温泉がある。ここはリス族が作った温泉だと言い、入湯料金は一人僅か10バーツと格安。広々とした空間で源泉をぬるくしたお湯にゆったりと浸かれるのが何とも良い。普段は誰もいないらしいが、この日はリス族の女性たちが団体で訪れており、なんと混浴となる(勿論誰も裸になるわけではない)。温泉の効能などは誰が教えたのだろうか。因みに私の上半身裸の入浴写真をKさんが撮影してFBにアップ。多くの方から『随分と太りましたね』とコメントを頂く。

夕方、リス族研究者のUさんも加わり、Kさん宅で焼き鳥を食べながら歓談する。Uさんとは8か月ぶりだが、色々とあったようで、リス族研究はどこまで進んでいるのだろうか。K夫人が中国語で『今度サムリ村でイベントがある』と伝えてくれた。何だか興味を惹かれたので、それに参加すべく、またこちらを訪問する予定とした。Kさんは『折角だから見学ツアーを企画しよう』と言い出し、事態はここから予期せぬ方向に動いて行く。

夜、Kさんが予約してくれた宿まで送ってもらった。ここは街の中心から2㎞ほど離れているだろうか。宿はコテージ風でよい。敷地内にはプールまである。道路脇には店があり、鍋など食っている人たちがいた。私はやることもなかったので、ちょっと散歩のつもりが街まで歩いてしまう。途中暗い夜道で犬に吠えられ苦戦する。夜8時、プラーオの街はほぼその1日を終えていた。

10月2日(月)朝市

朝6時前に目が覚めた。ちょっとスマホを見ていたら、急に停電になる。部屋の外へ出たら、既に明るくなっており、そのまま道路まで出てみる。すると道の向こうに広がる田んぼ、そのまた向こうに薄っすらと朝日が昇って行くのが見える。その陽がどんどん広がっていき、鮮やかになっていく。ああ、私にこれを見せるために停電になったんだな、と思うと、爽快な朝を感じる。Kさんが既に迎えに来てくれ、一緒に撮影する。

プラーオでは週に一度、月曜朝一が開かれるというので、出掛けてみる。思ったよりずっと広い敷地で市場が開かれていて驚く。野菜や果物から、服や雑貨、日用品は何でもここで調達できそうだ。ブドウの脇にシャインマスカットが売られている。普通のブドウの10倍の値段がするがとても美味しい。これは中国製だろうか。

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