バンコク滞在記2022 その1(2)日常を取り戻す

8月9日(火)日常を取り戻す

朝Yさんといつものコーヒータイム。懐かしい。宿内のカフェも新しくなっている。2年半前、自分が何を飲んでいたのかが思い出せず。いつの間にかアメリカンがやってくる。2年半の空白を埋めるのは容易ではない。宿のオーナー夫妻に挨拶すると、帰ってきたことをとても喜んでくれた。

とにかく家賃を払うため、銀行へ向かった。プロンポンまでバイタクで行くと速いが、コロナの影響で宿の前にバイクはない。仕方なく通りまで出て探す。バイタクに乗るのも2年半ぶり。大してスピードが出ていなくても、ちょっと怖い。また乗る時に筋力が衰えており、筋肉痛を引き起こす。40バーツを渡すと黙って受け取ったので、昔と料金は変わっていない様子だ。物価高騰の折、バイタク業はかなり厳しい。

プロンポンでまずは銀行へ行き、凍結された口座を解除しようとしたが、何と口座は特に凍結などされていなかった。私のボケの事情で勝手な思い込みがあっただけで、銀行スタッフに諭されると、魔法のようにATMからお金が出てきたので、びっくりした。日本の老人で口座からお金が出ないと言ってきたのは、私だけではないようだ。これもコロナボケ?

ランチは昔時々いったキッチン(洋食屋)に入ってみた。11時半過ぎ、お客はほぼタイ人しかいない。メニューはほぼ変わりなく、ただ料金は定食が200‐220bから250‐270bと20%程度上がっていた。これに円安を加えて円換算すると、1000円ランチとなり、日本人には手が出しにくい価格となったのだろうか。それともお盆休みでいないだけなのだろうか。後で聞くとこの店、日本人が撤退(店舗地変更)して、タイ人が買い取り、そのまま営業しているらしい。そんな店も増えていると聞く。

それから道の反対側へ渡り、ユニクロへ。今回肩痛などのため、荷物をできるだけ減らしたため、Tシャツ、パンツ、水着、靴下などは現地調達することにしていた。ユニクロは日本より高いが、何しろスタッフはほぼ英語が通じるので何かと便利。Tシャツのサイズなども図ってくれた。だがなぜかXLサイズで買ったTシャツが小さい。どうも女性用を買ってしまったのかもしれない??紀伊国屋も健在でよかった。

富士スーパーへ行ってみようと思ったが、意外と人が歩いているので、途中のパン屋に入り(実はこのパン屋が激込みで)、パンを買ってそのままソイを出た。パンの値段も1₋2割上がっているように思う。そこからアソークまで散歩してみるが、昔あった店は大体あるようだった。もっと激変しているかと思ったので、ちょっと拍子抜け。ただ中身はかなり変わっているとの指摘あり。

アソークでMRTに潜り込む。2年半前に使っていたカードではやはり入れず。しかし100bトップアップしてアクティベートできたのでよかった。昼間なのでMRTは空いており、一駅で降りてバイタクで宿へ帰る。宿で1か月分の家賃を納めて一安心。

その後フルーツが食べたくなり、外へ出て屋台を探したがいなかった。仕方なく市場近くまで歩くと八百屋があり、20bのパイナップルが目に入る。カットを頼むと申し訳なさそうに5bプラスと言われた。ところがそのカットが実に入念で10分もかけてやってくれたので、これで5bかとこちらが恐縮してしまった。そして屋台より多くのパインも手に入り大満足だが、人件費、加工賃とは何かを考えさせられる。

8月10日(水)Iphone騒動

朝YさんのYouTubeを見る。同じ建物内で話しているのだが、画面を通してみると当たり前だが東京で見るのと変わりはない。バンコクの屋台が無くなっていくとの話、シンガポールのホーカーセンターにするらしい。確かに衛生面には問題があるが、屋台はバンコックの良い所。しかし国の発展過程では致し方ないことだろうか。

コムヤーンを食べたいと思い、いつもの店へ行ってみたが、店は開いていても煙は上がっていない。これも屋台廃止関連だろうか?一説に豚肉高騰があり、商売が厳しいのでは、との話もあり。10時に掃除の人が来たので、外へ出る。昔から三姉妹?でやっている麺屋が開いており、久しぶりの鶏肉麺。おばさんがコーラも飲むか、と言ってきたので合わせて60b。麺は少し値上がりか?

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