11月27日(水)涼しくなったチェンマイ
マレーシア旅から帰ってきたら、何となく涼しいチェンマイ。確かに昨年1月の朝はかなり涼しかったから、もうそういう季節になった訳だ。といっても昨日の朝の雨のハジャイも決して暑くはなかった。むしろバンコクだけが異常に暑かった。涼しい方が気持ちは良いと言えるが、夜中に寒くてバスタオルを重ねて寝る。
何だか疲れも出てしまい、洗濯だけして部屋で休息した。洗濯物のちょっとひんやり。原稿やオンラインの準備もしなければならかったが、どうにも気力が沸かない。こういう時は温かいものを食べようと思い、たまに行く食堂へ急ぐ。スープがとても温かくてうまい。野菜炒めもうまい。かなり満足して帰り、重ね着してすぐに寝る。

11月29日(金)チェンマイのカフェで
何だか体がムズムズする。何か特に食べたい物でもあっただろうか。仕方なくMayaのフードコートで探してみた。そうだ、餃子だ。タイ語で焼き餃子はギョウザというらしい。今やフードコートの定番メニューにもなっていてタイ人も大好きのようだ。いつもの滷麺と一緒に食べるとなぜか更に美味しく感じられる。

Mayaの外へ出ると、噴水のところに突然トナカイが現れる。クリスマスツリーもセットされた。ワーカーが一生懸命やっている。まだ11月だが、既にチェンマイはクリスマスシーズンになったのだろうか。白人も多いこの地域では、以前からこんな感じなのだろうか。気が付けば、私は11月末にチェンマイにいたことはなく、こんなことも初体験だった。

宿に帰る途中、何故か入ったことのない横丁へ曲がる。何となく何かありそうだと予感したが、何とそこにはお寺があった。妙覚寺という漢字も見られたので、中国系の寺だが、寺というより、学校のような雰囲気がしていた。タイで信者を増やそうとしているのは、日本系の仏教団体だけではなさそうだ。

午後はちょっと歩いて遠出した。お堀の南側まで行と立派なホテルとカフェがあった。タイ料理研究家Aさんはその後生徒さんと一緒にタイ料理の旅をしたようだが、そのアレンジはチェンマイ在住日本人の若者がしたと聞き、紹介してもらって会ってみた。私も車は使うし、偶にはツアーもするので、便利な旅行会社があると有難いのだ。

このカフェ、なかなかおしゃれで、しかも静かで雰囲気が良い。Sさんは良くここでPCを持ち込んで仕事をしているらしい。いわゆるノマドワーカーである。私もそういう格好良い活動をしたいのだが、どうもカフェで文章を書くのは苦手だ。どうしても集中したい時だけ、ネットを切ってカフェで書くから、そのトラウマだろうか。

Sさんは、チェンマイにおいてはパック旅行ではなくマニアックな旅をアレンジしたいと旅行業を目指したらしい。そういう意味でお茶や山岳民族の旅にも興味があるという。ただその旅の内容は口で伝えても伝わらない可能性が高いので、来年一度一緒に行ってみようということになった。来年のチェンマイ再訪が少し楽しみになってきた。帰りはSさんのバイクの後ろに乗せてもらい、スーッと宿まで行く。