雲南茶葉古道をかじる茶旅2025(11)昆明再び

約2時間で昆明駅に着いた。10日ぶりの昆明。何となく脇の通路から地上に登ると、そこは10年前に通った道だとすぐにわかる。ここで寒さに震えながら7時間彷徨った(大げさ)ように記憶している。あの時とは随分周囲の様子は違っているが、この道だけがはっきり分かるのはなぜだろうか。

そこから先日も歩いた道を10分ほど行くと、今回予約した宿に到着した。隣はいつも泊まっているチェーンホテルだったが、ここは隣より100元ほど安いチェーンなので一度泊まってみようと思っていたのだ。ロビーはきれいでデザインもおしゃれ。スタッフも親切でよい。部屋もデザイン性が高く、居心地良さそうな空間だった。洗濯機・乾燥機も無料。これならこれからはこのチェーンに変えようかと思う。

ここから一番近い地下鉄駅へ行くと、その付近には何と2006年初めて昆明に来た時泊まった懐かしいホテルがあった。更に道の向かいにも10年ほど前に泊まった宿が見えた。私は昆明に何度か来ているが、何故か土地勘はほぼない。ただ最初のホテルは既に閉鎖されており、配車タクシーの基地になっていたのには時代を感じる。

地下鉄に乗り、老街を目指す。中国は北京、上海などの大都市ではすでに整列乗車が一般化しているが、まだ地方都市では出来ていない。降り口に大きく、下車が先、と書かれていても一向にかまわない人々、特に中年以上の男女がどかどか乗り込んできて不愉快だ。早く次の世代になって欲しい。

一度乗り換えて五一広場へ。地上に出るときれいな建物が見えた。美術館だった。その付近にはモスクがあるというので行ってみると、何と中国寺院の形式の清真寺があり、驚く。入ってよいかと聞くと、険しい表情の女性が頷く。かなりの緊張感があり、写真撮影も不可。現状はこんなものだろうか。

その付近をフラフラすると回族系の店があり、料理店もあった。更にもう一つの清真寺までフードストリートのところにあった。大理だけではなく、昆明にも回族は沢山いるようだ。そのまま老街まで突入していくと観光客がぐっと増える。中に1906年創業の雲南米線の店があったので、思わず入ってしまった。老舗だが料金はそれほど高くない。雰囲気も良く、味も悪くない。

部屋に帰って休む。実はここ数日CCTVの抗日ドラマを毎日見ている。以前の抗日ドラマは、単に日本軍が悪いという感じだったが、このドラマは広西を舞台に、巴金などの文化人が出てくる物で、ちょっと面白い。これ一作では何も分からないが、もしやすると抗日ドラマにも変化があるのだろうか。

10月11日(土)昆明で

初めて泊ったチェーンホテル。見掛けはすごくよかったのだが、どうも夜中は痒くて眠れなかった。偶々この部屋、このベッドの問題だとは思うのだが、眠れないのは困るので、ホテルを変えることにした。その前に朝飯を食べに外へ出た。昨日見付けていた杭州小籠包の店で昔食べて美味しかった西紅柿炒蛋飯を食べたかったが、無かった。仕方なく小籠包と粥を食べたが、今一つだった。

車を呼んで早々に引っ越した。今度の宿は大理でも泊まった米系ホテルだった。ちょっと高いのだが、今やここが安定の宿となってしまった。冷蔵庫内のドリンクが無料というのはここが初めてだったので嬉しい。エキストラベッドが置かれていたのはなぜだろうか。仕舞い忘れか。

ここも地下鉄駅まで近く、すぐに乗り込む。一度乗り換えて、昔何度か行った金星駅で降りた。ここで先日も会ったHさんと待ち合わせて、茶葉市場に向かった。私は何度かここへ来ていたが、当時付き合いのあったお茶屋さんも忘れてしまったので、適当にフラフラしていた。

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