雲南茶葉古道をかじる茶旅2025(9)大理駅の不便

何となく元気が出たので散歩した。今日も曇りだが雨は降っていない。月光広場まで歩いていき、折角だからと亀山公園に登る。ここは公園とは言っても、小高い丘にある仏教寺院なのだ。文革中の被害のせいか、ここもやはり新しい。巨大マニ車などがあり、観光客が多い。眺めも意外とよいので、写真を撮って降りてくる。

昼前にチェックアウトして、車を呼び、駅へ向かう。駅まですぐに到着してしまい、することはない。仕方なく窓口へ行き、大理‐昆明の鉄道チケットを購入した。この方が手数料を取られなくて少し安い。そして通路側の座席指定も簡単だ。そんなことも気が付かないほど、ネット予約の便利さを享受していたことに気が付いた。

香格里拉から大理までは、来た道を戻り約4時間かかった。行きと同様、途中で何度か意味なく停車するので、予想外に時間がかかる。特に大理に近づいてからなかなか進まず、少しイライラする。今回は隣の若者が、スマホでゲームをするので、肘が時折ぶつかったりして、それにも少しイラつく。

大理駅に降り立ち、体を伸ばしながら、車を呼んでみたが、なかなか来ない。指定待ち合わせ場所まで歩いてきたが、何とそれから30分も待つハメになった。大理駅には10年前の小雪が舞う日に居たことがあるが、それからかなり改装されたようで、きれいだが面倒くさい。道路の渋滞もすごい。しかも私はなぜか駅前の宿ではなく、古城方面を予約してしまい、車に乗り込んでからも50分ほどかかってしまった。高速鉄道も疲れたが、これで疲れが倍加した。

宿は米系がマネジメントするホテルを予約。少しはゆっくりできるかと思ったが、何と部屋に入るなり、横にあった便座が上がってビックリ。まさか仕切りもなしで入り口横がトイレなんて生れて始めてだろう。先日昆明以来、トイレのセンサー化は気になっていたが、これはちょっとやり過ぎでは。友達と二人で泊まる人はどうするのだろうか。

宿にはコインランドリーが付いていたので、まずは洗濯した。大理でも標高2000mはあるのだが、3300mから降りてくると体が軽いのが分かる。そして急に腹が減り、宿から出て坂を下り、無難そうな食べ物を探したが、観光客向けのレストランばかり。下まで歩くと屋台の炒飯屋があり、好きなキノコを入れられるのでそれを注文。あっと言う間に完食してしまう。標高差とはこんなものだろうか。

部屋に戻り、洗濯を終えたが、眠たくはなかった。昨日までとは全然違う世界のようだ。暇なのでテレビを点けてみたら、何と香港映画で今年大ヒットした「スターライトウォリアーズ」をCCTVが放送していた。映画館ではあまりに激しいアクションの連続で下を向いていたが、テレビ画面だと普通に見られるのがオカシイ。

10月9日(木)大理で

朝はゆっくり起きて朝食を頂く。久しぶりにパンを食べてご機嫌。まだ体調は完全回復とは言えないが、パンもお粥もスイスイ腹に入り、しかも腹が減ったという感覚があるのは何とも嬉しい。朝飯の豊富さは、やはり米系マネジメントの方が地元資本よりかなりいいという印象だ。

今日は博物館へ行ってみようと思い、車を呼んだ。それほど遠くはない、何とも微妙な距離だったが、疲れが出ているので車にした。車は下の幹線道路に降りて少し行くとユーターンして、古い町並みにツッコミ、門の前で停まる。これ以上は入れないというので、歩いてみる。そして分かった。私が大理に初めて来た1987年、次に来た2013年共に、この門の写真を撮っている。私が見たかった昔の大理の街は、ここに存在していたのだ。

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