《チェンマイ滞在記2024(6)》 2024年10月17日‐10月28日 11月2日‐11日
10月17日(木)体調を気遣う
ベトナム、ホーチミンからバンコク経由でチェンマイに帰ってきた。今やホームタウンのチェンマイであり、なんとなくホッとする。ただ既に10月半ばなのに、まだ雨が降っていて驚く。やはり今年は異常気象なのだろうか。ベトナム疲れもあったので、昼まで部屋でゆっくりと写真の整理などをして過ごす。
腹が減ったので、外へ出る。雨はない。いつものパンを買い、すぐ近くの麵屋で牛肉麺を食べる。ベトナムでフォーボーを食べなかったなと思い出す。こういう食べ物を食べると、何となく体に優しい。腹が温まる。夕方もう一度外へ出て食べたのも、ジョーク。やはり体調が優れないので、優しいものを欲していると分かる。


翌日も疲れは取れず、天気も回復しない。そんな時はやはり麺。鶏麺が美味しい店に行き、適当に指差しで注文したら、何だか手羽先が何本も入ってきた。コラーゲンたっぷりで、これはこれでイケル。夜も焼き麺を食べている。こういう時に米は重たい。これで体調回復を図る。

10月19日(土)久しぶりの台湾料理
朝から箱根駅伝予選会を見る。何と1秒差で予選を通過した順天堂。このような周回コースの予選会は良いのだろうか。まあそんなことを言っても仕方がない。日本では秋が始まり、季節が移っているが、チェンマイはまだ雨季のようだ。何とも寂しい朝が過ぎていく。因みに翌朝もプリンセス駅伝を見る。もう駅伝、マラソンシーズンなのにチェンマイは、という思いに駆られる。

いつものパン屋でいつものパンを買う。先日ネットで見ていると、チェンマイで一番美味しいカオマンガイ屋として挙げられていた店は目の前だ。久しぶりに食べてみたが、普通の美味しさという感じ。50バーツでこれが食べられるという点では素晴らしい、ということだろうか。

夕方なぜか急にソンテウに乗り、ターペー門を目指した。ところがソンテウは最短コースではなく、他の乗客の目的地に向かって走り出し、一時はどうなることかと思ったが、その後は順調に進み、最後はむしろ目的地近くで降りられた。夕飯を1年ぶりに台湾料理屋?で食べた。台湾で働いていたタイ華人が出した店、というのが正しいだろう。味は悪くないので、また寄ってみたが、店のおばさんは私のことなど完全に忘れていてちょっとショック。帰りは何となく夕暮れの中をトボトボと歩いて宿まで帰る。寂しい。


10月21日(月)飲茶が食べたくて
週末を過ぎても、体調が思わしくない。というより、所謂テンションが上がらない状態がずっと続いている。そんな時は和食でも食べるかと、いつもの店にランチを食べに行く。ハンバーグにコロッケ、味噌汁にひじきご飯でかなり元気が出て、そのまま長距離散歩をする。何となくもう雨はないかな、という感じだ。

夕方AISショップに行く。今回のシムカード、いつもと違うので、何となくよく分からない。もしバンコクなら、スクンビットまで行かないと英語は通じないが、チェンマイでは近所のショップでも簡単に英語は通じるのが何とも有難い。何とか理解して、支払いを済ませるとすっきりする。
その足で堀沿いを歩いてみる。ちょっと行くと少し大きめのレストランがあった。ここは団体観光客が来るのかなと覗いてみると、そうでもなく、普通に麺などを提供しているので入ってみた。するとメニューに点心がいくつか載っていたので、これも注文する。ちょうど点心が食べたいな、と思っていたのだ。

席はオープンスペースと思っていたが、店員に誘導されてエアコンの効いた涼しい場所へ。ここにまだ午後4時過ぎだというのに、中国人観光客が数組いた。そしてかなり食べ散らかした状態で、外に出たくないのか、話し込んでいる。それをしり目に私は出てきた麺と点心を簡単に片付け、足早にその場を去る。
