チェンマイ滞在記2023その2(4)4 近所を散策

10月28日(土)ラムドアン2と博物館

久しぶりにお客さんがいない朝。ちょっと解放感が生まれ、30分も散歩に出た。今日は先日のゲーンハンレーの時に話しに出たゲーンホーという食べ物を食べてみたく検索した。何とあのカオソイラムドアンの2号店があり、そこにゲーンホーがあるとの情報が載っていたので、出掛けてみた。

外環道路に建つ立派なお店、あの古いラムドアン1号店とはかなり雰囲気が違う。朝9時頃だが、お客は殆どいない。ゲーンホーと言ってみると、初めは怪訝な顔をされたが何とか通じた。メニューには英語があり、Lanna Mix Curryと書かれている。食べてみるとカレー味の春雨炒めかな。元々家の残り物を放り込んで食べていたらしい。だからMixなのか。

そこからMayaの方へ歩いて行くと『中国城』と書かれた門がある。前から気になっていたのでそこを潜ってみたが、中には建物はあるが、殆ど店はなく、僅かに1軒レストランが見られるだけだった。恐らくはコロナ前、中国人観光客目当ての店を集めるつもりだったが、結局客が見込めず、空き家になっているようだ。

更に進むとチェンマイ博物館がある。ここは立派な国立博物館で前に来たことはあったが、折角なので見学する。毎回来るたびに、新しい発見があるのが良い。というか、当然ながらチェンマイやランナーについて知らなければ通り過ぎてしまう展示だが、今や大いに興味があるので、かなり長い時間眺めていた。特にランパーンに惹かれる。すぐにでも行こうと思い立つ。

Mayaに近づくとそこに立派な寺があった。ワット・ジェーヨッドと書かれており、敷地がかなり広い。散歩にちょうど良いので歩いてみると、かなりの由緒があり、空間が心地よく、何となく楽しい。大仏の前に座り、しばし心を休める。こんな空間が近くにあるとは知らなかった。これからも時々散歩しよう。

かなり歩いて帰りつく。久しぶりに充実した散歩となり、腹が減る。近所の店に入り、ブレックファーストを頼んでみる。トーストとベーコン、目玉焼き、コーヒーで85バーツはまあまあの値段かな。午後は疲れが出てゆっくりと休息する。

10月29日(日)マックとカレーで

朝散歩に出る。近所に『中国人歓迎』と中国語で書かれている看板を見るが、その店はいつ開いているのだろうか。その向かいにはなぜか日本風のお茶屋さんがある。ある人から『日本の抹茶が飲めるらしい』と聞いたが、どうだろうか。当然朝はやっていない。いつもの店の牛肉麺で腹を満たす。

午前中は全国大学女子駅伝を見て過ごす。やっぱり名城大が強いか。昼になり外へ出た。何だかとてもマックの気分だったが、ニーマンのマックにはサービスセットが無いので、わざわざチェンマイ大学医学部の横まで歩いて行く。ここにはお気に入りの99バーツセットがある。フィレオフィッシュを食べながら、ダラダラと過ごす。

夕方また腹が減る。そう、いつでも腹は減るのだ。まだ行っていない店を開拓しようと歩いていると、和食屋が出現した。お客はタイ人一組しかいない。思い切って入ってみると、随分前からやっているようでメニューが古ぼけている。カツカレーがあったので注文する。85バーツで、ゴロゴロした芋の入ったカレーにカツが載っている。コスパは悪くない。

ちょっとしたら、日本の老人が二人別々に入ってきて、餃子やサラダを頼んでいる。この人たちは、あのロングステーヤーの生き残りだろうか。そしてこの料金だから食べに来ているのだろうか。そうであれば、この店自体も日本人のロングステイ全盛期を知る遺物ということだろうか。ちょっと悲しい気分で店を出る。

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