バンコク滞在記2023その3(1)バンコクに日常と非日常

《バンコク滞在記2023その3》  2023年9月17‐24日

今年3月半ばに離れたバンコク。半年してまた戻ってきた。今回からは短期滞在となり、主軸はチェンマイに移る。さて、バンコクでの過ごし方はどうするか。行きたいところは沢山あるが、どこを選択するのかちょっと迷う。

9月17日(月)バンコクに戻って

早朝バスタ新宿へ行き、羽田空港行バスに乗り込む。インド系の家族が乗り込んできて、何となく車内が狭くなったような気がした。リムジンバスはスムーズで時間通りに着くから有り難い。だが相変わらず羽田空港の保安検査場への行列は果てしない。昨年から比べれば多少改善されているようだが、それでも出国までに1時間ぐらいはかかる。あの絶望的な行軍はいつか終わりになるのだろうか。

タイ航空のフライトは40‐50分前に搭乗が始まっており、既に皆さん、乗り込んでいた。昔タイ人は時間にルーズだと思っていたが、やはり中国人同様、意外と早く搭乗している(勿論中には買い物に夢中でギリギリの人も見られるが)。機内では食事を食べて、映画を見て過ごすと、すぐにバンコクまで来てしまった。

空港は羽田と違い、思いの外混んではいなかった。入国まで20分ぐらいで荷物を拾ってすぐに外へ飛び出した。本当はBoltで車を呼びたかったが、何と捕まえた車から200バーツの追加請求を受けるなど、決して心地よいものではなく、下へ行って空港タクシーに乗り込んだ。

こちらもボッタくり覚悟で乗ったのだが、運転手は極めて丁寧な男性で、何とも心地よかった。ところが車が走り出すと、何と前方に設置されていたナビが壊れて、落ちてきてしまう。2‐3度直していたが、結局使えない。そうなると料金も表示されない。運転手はとても困ったという顔をしたが、本当のところは分からない。ただこんなところで放り出されれば困るのはこっちのほうなので、いつもの料金にプラスして渡すことで決着した。これは新手の詐欺なのだろうか。

定宿に着いてホッとした。いつもの係員が顔を出したが、なぜか料金を払えという。私は以前から予約を知り合いに頼んでいたので明日彼に払うというと、違うという。支払いの用意をしていなかったので、慌ててデビットカードを出したら、何と使えないという。同じ銀行のスマホアプリを差し出すとちゃんと使えた。一体なぜ?後日確認したら、前回もフロントで支払っていたというから、私のボケ具合も相当になっている。

いつものようにパンを買いに外へ出た。途中のショッピングモールで夕飯を探す。なぜか豚足麺が輝いている。その麵はママー。インスタント麺で豚足を頂くのは初めてかもしれない。そして意外なおいしさを新たに発見する。以前の日常が非日常になっていく感覚が面白い。

9月18日(火)ヤワラーの茶荘へ

朝はいつものコムヤーンで開ける。まあ取り敢えずバンコクに来たなと感じる瞬間。これも永遠に続く時間だろう。ランチはYさんが最近発見したという近所の食堂。私は散歩でよく通っていたが、あまりにローカルで言葉も通じそうにないので敬遠していた店だった。ここのチャーハンは普通に美味しい。

ランチ後に隣に出来ていたモダンなホテルを探索。ロビーのデザインも良く、絵なども飾られ、すごくおしゃれな空間だった。トイレもLGBTQに配慮した誰でもトイレ。中には椅子があったりして、相当広い。こんなところがバンコクの先端をいっているようで、若者中心に泊まり客は多く、盛況らしい。

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