バンコク滞在記2023その2(2)天ぷら食べて So Macha

3月9日(木)王陽春を再訪

今朝はYさんとコーヒーを飲んで、すぐに出かけた。行き先は花市場。バイタクでMRT駅まで行き、そこから地下鉄に乗ろうとしたら、何とまさかの『乗車禁止』の表示が出ている。だがもうタイ生活にも慣れているので、周囲の人間を観察すると、皆黙って待っている。タイ語のアナウンスが分からなくても何となく安心。結局やってきた車両には乗客が乗っており、何事もなかったかのように皆が乗り降りしている。

10時に昨年訪問した王陽春に行った。長女が店にいたので雑談していると、三女もやってきた。三女は最近台湾に行って、私の知り合いともコンタクトしており、台湾話で話が弾む。ただ昨年土産にもらったお茶が美味しかったので買いに来たのだが、残念ながら売り切れだった。

三女が近所のカフェでランチをご馳走してくれた。全く隠れ家的店で、知らないと入れない。だが大勢が既にご飯を食べており、後から来た人は席がなかった。料理はタイ風でも雰囲気はカフェ。私はタイティーを飲んだ。こんなところが今流行っているようだ。タイの若者、ヨーロッパ人も来ている。

一度宿に帰り静養。夕方また出掛ける。今晩は数年前にFB上では知っていたが、初対面というSさんとプラカノン駅で待ち合わせ。バスで向かうとすぐに着いてしまう。Sさん行きつけの天ぷら屋に連れて行ってもらう。日本人の大将が揚げている本格的な天ぷらをカウンターで頂く。こんなの実に久しぶり。釜めしも旨い。タイ人の若者も食べにきている。

Sさんとは元々ヨーガ関連で紹介された記憶があったのだが、北京や香港で駐在経験があるようで、共通の知り合いが何人もいる。そして共通に知り得る事項も多いので、そちらの話が大いに盛り上がる。更には天ぷらを揚げ終わった大将も中国に詳しく、話に参戦してきて、がぜん具体的なエピソードが乱入し、すごく不思議な時間を過ごした。珍しく面白い夜だった。

3月14日(火)スクンビットをフラフラ

今日は何だか午前中から出掛けたい気分となり、暑いなかバスに乗る。偶々来た電気バスに初めて乗る。乗り心地も良いしきれいだな、などと思っていると突然バスが路肩で停まる。バス停ではない。運転手が外に出たが、すぐに戻ってきた。車掌が何か言ったが、勿論私には分からない。

乗客が誰も動かなかったので、私もそのままジッとしていたが、5分経っても状況に変化がなく、バスを降りることにした。すると車掌がそれを遮る。更に運転手が合図を出して、乗客が皆降り始めた。車掌が後続車を見ていたので、このバスは故障で回復見込みがなく、後続車に拾ってもらうつもりだと分かる。皆乗り込み、勿論追加料金は取られない。

プラカノンで気分を変えてまたバスでプロンポーンに出た。そこで以前何度か食べたランチを食べたが以前ほど美味しいとは思わなかった。なぜだろうか。そこからスクンビット沿いに歩き、ソイ49あたりを入っていく。何だか昔懐かしい感じだった。その先に先日行ったおしゃれなカフェの1号店があったが、ガラス張りで外から丸見えで、何となく入らずに去る。

トンロー付近にある古めかしい教会にも行ってみる。だが中に入ることはできず写真もうまく撮れない。スクンビット沿いに戻るとすぐに立派なビルがある。その中にSo Machaという店があった。ここが先日会った静岡の茶業者さんの直営店。何となく近づくと、いい感じの笑顔の店員さんが、何と日本語を話す。

ゆず抹茶ソーダを頼むと、ちゃんと抹茶を点てて作ってくれる。思った以上に飲みやすい。マネージャーも加わり、色々と話も聞けて面白い。ここの抹茶は本物なので、海外のバイヤーが買い付けに来ることもあるらしい。確かに日本まで行かなくても買えるのであれば、そうなるかもしれない。勿論普通のタイ人がドリンクを買いに来て、リピーターになるケースも増えているとか。こういう取り組みは実にいいと思う。

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