バンコク滞在記2023その2(1)美味い広東料理がないバンコク

《バンコク滞在記2023その2》  2023年3月6₋17日

3月6日(月)バンコクに戻って

スワンナプーム空港に着いて、入国審査も比較的簡単に片付き、さっさとエアポートエクスプレスで宿へ帰った。何だかFB上では空港の混雑ぶりが連日挙げられているが、私に関してはほぼ何の問題も起きていない。ただ情報によって早く動いて、その結果かなり待つという不都合だけが生じている。

夜パンを買いに行くついでに、ご飯を探す。急に豚足が食べたくなったが、遠くまで行く気はなく、近所のフードコートに立ち寄る。インスタント麺に、豚足、内臓、高菜、煮卵が入ったセット、何とも旨い。これで65バーツなら、今度からこれを食べようと思う一品。

3月7日(火)ご近所の食事で

何となくベトナム疲れが出た朝。いつものようにYさんとコーヒーを飲み、ベトナム茶旅報告をする。それから部屋でゆっくりと茶を飲みながらボーっとする。こういう時間も必要だ。それでもすぐに次の旅を考えてしまうのは習性として仕方がない。メーソット行のフライトを予約して、セブンで支払う。

昼はYさんお気に入りのカオマンガイ屋へ向かう。ラマ4通りなので、ちょっと不便だが、一度はチャレンジしようと出掛ける。店の前にはお客が溢れていたが、何とか席を確保して、カオマンガイを注文した。給食の食器のような更に見事なカオマンガイが載っている。これはいいと、あっという間に平らげる。満腹、満足。

午後もフラフラ過ごす。夜6時頃、軽く麵でも食べようと思い、いつものタイヤの店へ行き、麺を注文したのだが、お母さんは完全にテンパっている。店は客であふれ、テイクアウト客が外で列をなしている。一体これはどうしたことか。ついにタイヤの横で麺を啜るのがインスタ映えということで、Youtuberが宣伝でもしたのだろうか。本当に驚いたことにいつもは5分以内に出て来る麺にありついたのは、何と30分後だった。それでも中に入れるものをちゃんと聞いてくれるのは素晴らしい。

3月8日(水)広東料理を探して

今日もダラダラ過ごす。昼にYさんといつもの食堂へ行き、いつものメニューを食べる。私はこれが一番幸せな形だとは思うのだが、Yさんは先日の広東焼きそばが忘れられないらしい。仕方がないので、バンコクに美味しい広東料理屋は存在するのか、というテーマで探すことにする。

午後Mさんと会う。場所は双方の中間にあるオンヌット。オンヌット、以前はよく通過したが、ほぼ降りたことはない地域。バスで向かうとそれほど遠くはない。そのBTS駅の向かいにショッピングモールがあり、そこのカフェにMさんがいた。このモール、意外と日系の店なども入っている。Mさん曰く、スクンビットで一番東の日系エリアだとか。

相変わらずMさんから潮州語とタイ料理などの有益情報を聞き出す。最近は潮州系の勉強も進んできたので、さらに熱が入ってしまう。カオマンガイやカオカームーと潮州語はどの程度関連しているのか。実に興味深い。結局カフェで3時間も話し込んでしまい、最後には体が冷え切った。

この辺に広東料理屋はないかとMさんが検索すると、駅の反対側に広州という名の店があるというので行って見た。そのすぐ脇には私が10年ほど前に2‐3度行った美味い麺屋がある。ここも広東系なのだろうか。そしてレストランに入ったが、まだ5時過ぎで客はほぼいない。店員も華人系かもしれないが、タイ語しか話さないし、やる気は感じられない。

ぶら下がっていたダックの味付けはまあまあだったが、野菜炒めは特に特徴もなく、焼きそばに至ってはかなり残念な感じだった。ここは広州生鍋と書かれており、周囲の客はほぼ鍋を頼んでいた。いずれにしても、『広州』を名乗っている店でさえ、美味い焼きそばにはありつけないのがバンコクだと思い知らされる。

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