バンコク滞在記2023その1(5)潮州飯店へ

今晩は静岡でいつもお世話になっているMさんのお嬢さんと会うことになっていた。行って見ると、彼女が勤める会社のO社長も一緒だった。お茶関係者なので、早々静岡茶話が始まる。茶の輸出の最前線で奮闘している様子がよく分かる。バンコクでも色々とビジネスしているという。娘さんが活躍していると、お父さんも安心だろうなあ。

食事は何とイタリアン。O社長は企業派遣でバンコク在住経験があり、美味しい店をよく知っているようだ。私はバンコクでイタリアンを食べる機会は滅多になく、ワインも飲まずにピザやパスタ、ティラミスまでバクバク食べて、ご馳走になってしまった。何とも有難い夜となる。

2月26日(日)潮州飯店で

今日は早朝から大阪マラソンを見る。こういうスポーツ番組がライブ配信されるのは何とも有難い。西山・池田が頑張った男子だが、世界との差は何とも大きい。日本への帰化選手が出てこない限り、五輪のメダルは難しいだろうか。見終わると腹が減ったので、いつもの30バーツ、バミーを食べに行く。コスパ最強。

夕方までハノイ行の準備をする。それからまたもヤワラーへ向かう。少し時間があったので、Yさんがいう『怖くて入れない老舗カフェ』を怖いもの見たさで覗きに行く。そこはヤワラーの裏通りにあり、創業100年。確かに入口から中まで、おじさんたちがまさに『たむろ』していて、とても入ろうとは思わない。タイ語が出来る人、誰か入って見て欲しい。

Yさんと合流して、潮州飯店に向かう。Yさんは潮州料理の研究もしているのだが、さすがに一人では入れない(食べ切れない)ので、私が誘われたわけ。だがそれは私にとっても好ましいこと。いそいそと出掛けていく。この店は決して古いとは思われず、ちょっと得体が知れない。中に入ると、テーブルの上に食材がふんだんに並べられており、お客はここから選ぶことが出来る。

まさに現代の潮州スタイルだった。オーナーは2000年代に潮州から移民してきて、ここに店を開いたというから、新華僑だ。料理の味付けも、あっさりしているが、味はしっかり出ている、潮州を思い出し、大満足。料金も手ごろで、週末ということもあってか、家族連れ(恐らく潮州華人の老人一家)が、大勢来ており、大繁盛だった。こんな世界もあるのだと知る。

2月27日(月)空いていたスワナンプーム空港

本日はハノイへ行く。スワナンプーム空港は、外国人観光客の急増とタイ人の海外旅行ラッシュでごった返しており、出国手続きまで2時間はかかるとの情報が流れていた。私のフライトは昼間だったが、恐れをなして、朝7時半過ぎに宿を出た。すぐにバイタクが捕まり、最寄りMRT駅へ。そこからMTR、エアポートリンクを乗り継いで、空港に到着したのは8時40分過ぎ。

ベトナム航空のチェックインカウンターはまだ開いていなかったが、Webチェックインのお陰で(預け荷物無し)、保安検査場に進むことが出来た。ところが混んでいると思った検査場にはあまり人がおらず、5分で通過。出国手続きの列はある程度あったが、それも20分以内に終了してしまった。

時刻はまだ9時過ぎで、私のフライトまで3時間以上残っていた。一体あの情報は何だったのか、とも思ったが、簡単に通過できたことを喜ぶべきだと思いなおし、空港内の椅子に座ってゆっくりと休む。朝は出国ラッシュだが、この時間の乗客は多くないということだろう。途中でトイレを探したら、いくつものトイレが使用できなかった。これもコロナの影響で閉鎖したままになっているのだろう。朝などは大変な混雑ではないかと心配になる。

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