バンコク滞在記2022その7(1)ファランポーン駅とクイジャップ

《バンコク滞在記2022(7)》  2022年10月27₋11月7日

10月29日(土)ファランポーン駅で

先日スラッタニーから帰ったばかりだというのに、まだ旅に出たい気分だった。もう帰国まで時間もないので、1泊2日で行ける場所を探し、ロップリーと言う街に行ってみることにした。前回同様タイ国鉄に揺られてみようと思い、時刻表を調べ、ファランポーン駅に切符を買いに出かけた。土曜日なので、バスは快適に私を駅まで運んでくれた。

前回駅に来た時は、乗客は多くなさそうだったが、さすがに観光客を含めて、人の移動が戻ってきており、駅の窓口には人が結構並んでいた。外国人はマスクしている人は多くないが、タイ人はしっかり防御している姿が面白い。ようやく自分の順番が来たので『明後日の朝、ロップリー1枚』と英語で伝えてみたが、係員はエッという顔をしている。

そして『ロップリーは当日しか売れない』と言い出す。私が食い下がると『じゃあ取り敢えずやってみる』と言ってくれ、パスポート情報など機械入力をしてくれたがやはり切符は出てこなかった。どうやら近距離の切符は当日しか買えないらしい。だが知り合いから買えると聞いていたこともあり、ことの真偽を知るべく、インフォメーションデスクにも行って聞いてみる。

ところがそこに座っていた年配の女性は『そんなの買えるわけないじゃない』とこちらの話も聞かず、けんもほろろの対応だった。あまりに酷い態度だったので、『じゃあ、午前8時半の列車に乗るのに、当日何時に来ればよいのか』と聞くと、『ここは朝4時半からやっているから、出来るだけ早く来て買え』と言い張る。さすがに外国人窓口の人がこんな対応をしていたら、微笑みの国タイ王国の評判が落ちてしまわないか、こちらが心配になるほどだった。

結局何のためにファランポーンに行ったのかも分からず、次の用事のため、プロンポーンに向かう。まずは腹ごなしにと、時々行く和食屋で大好きなかつ煮定食を頂き、気分転換を図った。今日は土曜日だったが、意外にも満席ではなかった。ただお客はタイ人家族が多く、日本人は単身赴任のおじさんが数人いるだけ。

それからエンポリアムに入ると、ちょうど今日はハロウインのようで、小さな子供たちがイベントに参加すべく、思い思いの服装でフロアーを占拠。エスカレーターに乗るのも、一苦労だった。店員なども所々でハロウイン仕様の服装をしており、タイもいつの間にかクリスマス、ハロウインなどが定着しつつあるようだ。その後お知り合いに誘われた歴史関連の会に参加。参加者の中に、お茶の歴史を知っている方もいて、有意義な午後だった。

10月30日(日)クイジャップを食べに

昨晩Youtubeを見ていたら、どうしてもクイジャップが食べたくなり、またヤワラーを目指してバスに乗る。いつもはワットトライミット付近で降りるのだが、今回の店はヤワラーロードに面しているので、先まで乗って行く。店に着くと満員で行列が出来ている。さすがに有名店らしく、外国人も食べている。

10分ほど並んで待っていると、席が空き、注文する。クイジャップの他、待っている間に見てしまったチャーシューなども頼んでしまう。お客の多くは2人以上できているので、色々な物が食べられるのが腹立たしく、一人で満腹になるまで食べた。行列はずっと続いており、観光客が増えていて、なぜか中国人は立って何かを食べていた。

ヤワラー付近を少し散歩。中山街、サンペーン市場、日曜日の朝は人が多い。もう一食何か食べたかったが、腹も減らず、残念ながらバスに乗って帰ることに。しかしまだ午前中も早い。このまま帰るのも何なので、バスを終点まで乗って行く。そこは港。ここから小型ボートで対岸に渡れると聞いていたので、この機会に試してみることした。

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