バンコク滞在記2022その6(1)近所の食事と地獄のメール削除の日々

《バンコク滞在記2022(6)》  2022年10月16₋10月24日

10月16日(日)メールが詰まった

実はここ2か月ほど、Webチェックインしたチケットがメールで送られてこないという現象があった。当然空港会社側の問題だろうと問い合わせていたが、理由が判明せず、一方奥さんに聞いたところ『あんたにメール送ってもボックスが一杯いって出ている』と言われた。慌ててメールボックスを見ようと思ったが、もう何年も見ていないのでログインに苦労する。

何とか入って見てみたら、何とボックス内に27万以上のメールが溜まっていた。正直驚いたが、確かに私はGmailを使って受信をしており、そちらで不要になったメールは削除しているつもりでいたが、本家の方を削除していたわけではなかったのだ。もう10年以上の渡るゴミメールで詰ってしまったようだ。それにしても、27万ものメールを受信した覚えもなく、これまでに大量の不正メール、広告メールを無視してきたつけが回ってきたことを初めて知る。

とにかく開通に向けて作業をしなければならないが、それには何と必要なメールとゴミを区分けする必要があり、一気に削除することはできず、1つの画面に30個ずつあるものを地道に消していく作業をすることになってしまった。ただどう考えても、気が遠くなるような作業であり、どこまでやったらメールが開通するのかも分からない。どうすればよいのだろうか。取り敢えず本日より修行のようにひたすら消し続ける日々を送ることとなる。

何となくだが体調もすぐれない。旅から戻っても食べたい物が食べられず、八番らーめんなど、優しい食べ物で凌ぐ。今日もフードコートでベトナム雑炊のようなものを食べてみたが、物足りなくなり、肉まんと焼売を買い込んで帰る。最近こういう食い物の味が良くなっているように感じられる。

10月17日(月)、18日(火)、19日(水)近所の食事

お昼に久しぶりにYさんとランチする。まだ体調万全ではなかったので、おばさん三姉妹の店で鶏麺を食べる。何とも優しい味でよい。昔は常にコーラを飲んでいたYさん。三姉妹は今でもYさんが来るとコーラを持ってくるので、飲まざるを得ない。これが常連というものだろう。

午後もゆっくりと過ごし、夕方外へ出た。やはり和食でも思ったが、すき家があったので牛丼を食べる。これは安上がりな和食だろう。空いている時間、スタッフはワンオペでちょっと大変そうだが、元気に働いている。これで110b、チップ無しとは有り難い。

翌日の昼もYさんとランチ。今日は少し回復したので、バスターミナル脇の食堂でかなり食べる。ラートナーがあると聞き、注文してスープのように飲む。ラートナーはスープ兼主食として、この辺の労働者は食べている。ガパオライスは日本ではなぜか有名だが、バンコクで食べる機会はあまりなので、わざわざ作ってもらった。如何にもご飯のお供、という感じで、主菜にはなりえない。

夕方いつものようにブドウパンを買いに出ると、信号の向こう、タイヤ屋が麺屋になっていたので、思わず入る。ここの麺が好きなのだが、常設ではなく、思い出した時に店を開くようで、なかなかありつけない。タイヤを見ながら麺を啜るのはやはり特別感がある。

その翌日は元気も回復し、朝からコムヤーンを食べる。何だか肉を焼く煙を見るだけで幸せになれる不思議な空間がそこにある。おばさんがいつもと変わらない表情で、焼き鳥を焼いている姿が何とも微笑ましい。

何と3日続けてYさんとランチする。こんなことは珍しい。Yさんは会社から支給されるお弁当をどうしているのだろうかと心配になる。ランチのレパートリーも尽きてきたので、いつもの食堂へ。ここでもラートナーを初めて頼むと、思った以上に美味しく、なぜこれまで頼まなかったのかと後悔する。いつも食べる食堂の食事は安定の味、何とも好ましいし、懐にも優しい。

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