バンコク滞在記2022 その3(5)ヤワラーでジョーク

9月9日(金)ヤワラーでジョーク

昨晩ネットでバンコクの美味しい食べ物を見ていたら、どうしてもジョークが食べたくなり、朝ヤワラーへと向かった。ジョークについては、これまでお粥としか認識していなかったが、よく考えれば日本や中国の粥より細かく砕かれており、ある意味では広東粥のように煮込まれた雰囲気があるのは、興味深い。

確かワットトライミットの近くに有名な朝粥の店があったと思い出し、そこまでバスで行ってみたが、店は見付からない。仕方なく周囲を探索し、ようやくジョークがある店を見付けて入る。ここには英語表記があり、やはりジョークは外国人も食べたい食べ物なのだと分かる。内臓系を全部ぶち込んでもらい、卵も乗せて、コショウをたっぷり振ったジョークは実にうまい。そして胃にも優しい。これで50bは幸せ。

帰りもバスに乗る。エアコンバスの恐怖はあったが、今回は無言で20b札を出すと車掌も無言で8bのお釣りをくれた。こうであれば何の問題もないのだが、行き先を聞かなかったのはなぜだろうか。一説に高齢者は12bなのだ、というのがあったが、高齢者に間違われたのだろうか。タイの高齢者は何歳からなんだ?

昼ごはんをYさんと食べる。朝も食べたというのに、またいつもの食堂で思いっきり食べてしまった。食が旺盛で体調が心配になるが、今のところ何の異変もない。更に夜は近所の中国料理屋に行ってみる。ここは3年ほど前、餃子が美味いと評判になり、日本人にも人気があったのだが、今日行ってみると従業員に中国系はおらず、何だか活気もない。水餃子はまだしも、もう一品の炒め物は全くダメだった。恐らくコロナ禍で中国人シェフが入国できず、このような状況になったと推察される。何とか以前のように戻って欲しいが、それは中国次第、来年を待つしかなかろう。

9月10日(土)2日続けてヤワラーへ

何と今日もヤワラーへ来てしまった。お知り合いのIさんと会う場所をヤワラーにしたからだ。そして早めに宿を出て、昨日と同じようにバスに乗り、同じように降りた。ただ時間的には9時前に着いてしまった。やはり土曜日は車が少なく、スムーズだった。そしてよく見ると、昨日はやっていなかったジョーク屋があるではないか。

昨日はやっていなかったのではなく、既に店仕舞いしていたのだ。今日は路上にテーブルがいくつも出ており、何人もの人が食べている。それでも既に営業終了が近づいており、スタッフにも、鍋にも若干の疲れが見える。午前5時からやっているらしい。早速ジョークを注文すると、威勢の良い英語が帰ってくる。更には日本人と分かると簡単な日本語まで飛び出してきて、実にフレンドリーな店だった。コロナ前は多くの日本人観光客が来ていたのだろう。

腹を満たして歩き出すと、なぜか肉骨茶の店がある。タイにもあるのか、食べてみたいなと思う。そこからワットマンコーンまで歩いて行く。現在修理中で入口が狭いが、中は普段通り人が沢山いる。今回私はヤワラーをちゃんと歩いていない。懐かしい建物がいくつも見られたが、それなりの変化もあるようだった。歩いている途中、2年半前にグルメのHさんと言ったバンミー屋を見つけたので、Iさんとまずそこへ行ってみることにした。前回とは違い、店にはお客が沢山いた。やはり雲吞と叉焼が旨い。

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