バンコク滞在記2022 その3(1)レッドラインといいホテル

《バンコク滞在記2022(3)》  2022年8月30日₋9月11日

8月30日(火)レッドラインに乗る

ウドンタニからドムアンに何とか帰り着いた。結構疲れた、やれやれの旅だった。ドムアン空港は閑散としており、活気は感じられない。確かこの空港にも鉄道?が通ったと聞いたので、インフォメーションで聞いてみると『レッドラインはあちら』と言われたので、それに従って歩く。

いつもはすぐにバスに乗るので着陸後この空港を歩く事は殆どなかった。エスカレーターを一つ上がり駐車場の方へ行くと確かにレッドラインの表示がある。そしてその先の通路には、何と食堂があった。ここは空港職員も使っているようで、朝早くからやっており、価格も安い。折角なので夕飯をここで済まそうと思い、クーポンを買い、カオマンガイを食べた。まあまあのお味。

そこからまた先へ歩くと、レッドラインの表示と共にSRTの表示が出て来る。これは国鉄ドムアン駅とも繋がっているということか。だが国鉄駅は見えなかった。きっとどこか先まで歩かないといけないらしい。とにかくレッドラインの駅に到着。切符の買い方が分からず窓口へ行くとここで現金、と言われ、33b払う。

この路線は日本のODAで作られたらしい。日本に感謝だ。ホームは2回ほど上になっており、登ると空港が良く見えた。ただそれほど素晴らしいライトアップもないので、ちょっとした夜景が見える程度だ。電車はいつ来るか分からず、その夜景を眺めて待つ。15分ぐらいしてやっと乗り込む。基本は20分に一本らしいが表示もなく不明。

車内は新しいが非常に寒い。20分ほど上から街を眺めていく。数駅でグランドバンスー駅に到着する。ここでMRTバンスー駅に接続するのだが、地上3階から地下3階に降りるような感じで、結構歩く。まあそれでも時間が不確かなバスを待つより確実に空港往復が出来るのは喜ばしいことだ。

8月31日(水)

いつもの食堂で

朝Yさんのオフィスに寄ると、旧知のSさんが東京から来ていた。お会いするのは3年ぶりぐらいだろうか。コロナ禍で旅を続けられない私とは違い、ここ1年海外旅をしているSさんはやはり強烈だ。PCR検査や隔離もネタになってしまう。色々と聞きたいことがあるが、皆さん忙しい。

お昼はみんなでいつもの食堂へ行く。そしていつものメニューを頼む。Sさんは自らが食にはあまり興味のない旅人と公言しており、確かにいつも同じものを注文しているように思える。ここでもまた様々な旅情報が飛び交い、参考になる。やはり実際に最近行った人の話を聞かないとアジアは(特にコロナ禍は)何も分からない。

9月3日(土)一流ホテルに泊まって

今日はバンコクに居ながらバンコクのホテルに泊まるという企画。Yさんにお願いして、スクンビットの高級ホテルを予約した。バンコクで五つ星ホテルに泊まるのは何年ぶりだろうか。と言いながら、行く手段は8bの赤バスというのだから、そのギャップはどうなんだろうか。チェックイン前に腹ごしらえと買い物を済ませる。

アソークでランチを食べることなどもう何年もなかった。良く分からないので取り敢えず居酒屋へ入ってみる。ランチの相場は250bぐらい。だが驚いたことにお客はタイ人の方が多い。中には若い女性が一人で定食を食べている。こんな光景以前はあったのだろうか。私は豚の生姜焼きを食べたが、味はまあまあ。

ドリンクなどを買い揃えてホテルに入った。思ったほどの広さではなかったが、冷蔵庫にはちゃんとコーラやジュースが無料で入っている。スナックも置かれている。これなら買ってこなくてもよかったなと思うが、こういうあたりは慣れがない証拠だ。部屋は至極快適であり、シティビューの眺めも明るくて良い。

この部屋はコロナ禍で隔離が必要だった日本人が良く利用したと聞いており、キッチンなどもあり、風呂の浴槽もかなり大きかった。テレビも日本の放送がたくさん入っており、まるで日本にいるようだ。もし一週間ここにいろと言われれば、喜んで、と答えたい。それでも部屋にじっとしているのはつまらないので、プールへ行ってみると、家族連れなどでかなり賑わっている。急速に観光客が戻りつつあり、ホテル需要も活発化してきている。このホテルも半月前より1000bは値上がりしていた。

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