バンコク滞在記2022 その2(3)サムローンへ

それからその辺を散策すると、王室関係の橋や寺などがどんどん出て来る。2番の赤バスで帰ろうと思ったが、すぐに動きそうもなかったので、見えていた公園に向かう。サラーンロム公園、王室ゆかり(ラーマ四世?)の場所だ。門のところには警備員がいたが、難なく入れてくれた。コロナ対策で厳しかった警備も、今は相当緩んでいることを指していた。

この公園、歩いていると何だかとても落ち着く。何となく洋風の公園、バンコクにもこういうところがあったのかと初めて知る。なぜか中国式の仏塔もあるのは、やはり王室と華人との繋がりを指しているのだろうか。それから2番バスに乗るとすぐに動き出した。プロンポーンまで乗っても8b。昔よく行った居酒屋でランチを食べたが、50bぐらい値上がりしていて驚く。

8月20日(土)サムローンへ

朝起きて疲れを覚える。今日は休みにしようと思い、掃除の時間に外へ出て、コムヤーンを食べる。何だか変な?にーちゃんが店を手伝っている。息子だろうか。やけにテンションが高い。

昼頃高校野球を見ていると、突然Mさんからメッセージが入る。暇だというので、Mさんの家の方へ出掛けることになった。どうやって行くか、Mさんから詳細な情報が入る。45番の赤バスが最適と判断して、バス停へ。15分ぐらい来なかったが、乗ってしまえば土曜日は道が空いておりスイスイ。スクンビットもスイスイ。オンヌットロータスの思い出、昔拠点にしたプナビティ付近はかなりの変貌を遂げていた。

指示された通り、サムローン駅近くの商店街で下車。この辺はバンコク都外であり、何となく昔の風情が残っている。Mさんと合流して、ミャンマー雑貨店へ。やはりタイとは違うものが置かれているが、私には良く分からない。シャン人がやっているようで、シャンヌードルが食べられると言われたが、空腹ではなかったので、後でと言って、カフェを探す。

それから2時間以上、Mさんから旅の情報を仕入れた。まあとにかく何でも良く知っている人なので、いくらでも会話が成立する。その内土砂降りの雨となり、雨が上がるのを待っていると、何とカフェが5時で閉店と言われ、追い出される。横の市場を巡ると、何ともうまそうなダックやチャーシューがぶら下がった店がある。食べてみたい衝動にかられたが、Mさんに晩御飯の予定があり、涙を呑む。

時間調整のため、AISショップへ行き、私のシムについて調査。色々と解明できた。これもMさんの語学力のお陰。最後はバス停まで送ってもらい、また45で帰る。途中雨が酷くて、窓を閉め切ると、赤バスに乗っているのはちょっと辛い。プラカノーンで曲がる時、雨が止んでいたので、一度降りる。うま食堂の看板を見つけて入る。豚みそ定食200b、ボリュームがすごい。自分が歳であることを痛いほど感じる。また45に乗り帰る。今日の交通費24b、どこまで行ってきたんだ。

8月21日(日)とんかつ

今日はバスでセントラルワールドへ行った。MUJIがここにも入っているので、スーツケースを見に行ったが、ちょうどよいものはなかった。この建物の中には他にもかばん屋があり、スーツケースが並んでいたが、急に考えが変わり、荷物をできるだけ少なくして旅しようと思う。そして購入計画は白紙に戻す。

この建物には伊勢丹が入っていたが、すでに撤退していた。それでも紀伊国屋書店は残っており、すごいなと思う。日本でも書店はどんどんなくなっているのに、頑張っている。その同じフロアーはレストラン街になっている。大阪王将が目に飛び込んだが、ランチは平日のみと書かれており止める。すると反対側にとんかつ和幸が見えたが、こちらは午後2時過ぎで10人以上が待っていた。こういう光景を見ると何だかどうしてもとんかつが食べたくなる。検索すると1㎞ほど離れた場所にも和幸があるというのでわざわざ歩いて行ってみた。

午後3時ならさすがに入れるだろうとの予測は完全に裏切られた。こちらも10人ほどが待っていたのだ。やはりバンコクでは、レストランに切れ目はない。食事は食べたい時に食べるのだ。これで完全に諦めた。バンコクにはまい泉やさぼてんなども出ているがどう見ても一番人気は和幸だろう。その理由はどうしても知りたい。因みにセントラルワールドではカフェアマゾンで機械がコーヒーを淹れるデモンストレーションを行っており、注目を集めていた。

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