インド アユルベーダの旅(12)ロナワラ 小学校の行事

小学校の行事

午後はまた頭にオイルを掛けられる。こちらも慣れてきて、眠ってしまう。あっという間に終了。そして先日のように頭のべとべとが気になることもない。人間、慣れとは恐ろしいものだ。何だかどうでもよい感じになっている。

 

あまりに調子が良いので、コラムなども書き始めた。気持ちが乗っていて、最近書いていなかった欲求が出ているのか、スラスラ進んだ。喜ばしい。アッと気が付くともう3時のお茶だ。普通の人はフルーツが食べられるのだが、マンチャカルマの人はお茶しか飲めない。どうしても食べたいわけではないが、人が食べていると何となく欲しくなるのがさもしい。今日はパパイヤ、昨日はマスクメロン。やっぱり食べたい。

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再びライブラリーに行くとネットが繋がっており、1時間ほどブログの更新などを行う。本当にいいんだろうか、こんなことをしていて、と思うだのが、とにかく調子は良い。4時半になると怖いおばさんに『クローズ』と言われ、追い出される。

 

5時からはまたアーサナ。特に代わり映えしないメニューだが、相変わらず腹筋が弱い。今日はなぜか子連れのインド人がいて、その女の子がしきりと咳をする。ここに居たくないというシグナルを出しているのか、風邪をひいているのか。お蔭で講師の言う英語が聞き取れず難儀する。本当の英語力は雑音の中を聞き取ること、とは大学時代言われたことだが、身に染みる。

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それからライブラリーの横まで戻る。小学校の行事が行われているというので見学に行く。広い敷地に特設のステージが出来、可愛い少女たちがドレスを着て何かをしていた。入口で見ていようとすると、係員が中へ入れてくれた。カイバリアダーマのTシャツを着ているからだろうか。それにしても小学校の行事が夕方から行われるというのは日本ではまずない。この辺もお国柄だろうか。成績優秀者の表彰式をやっている。

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涼しくなってきたので、引き上げる。そしてシャワーを浴びる。相変わらず頭のべとべとは取れないが、あまり気にならない。お湯も毎日ちゃんと出るし、満足だ。パンツも洗う。洗濯物は容易には乾かない。2日はみておいた方が良い。昨日洗ったズボンがまだ湿っている。これでも今の季節はかなりいいらしい。雨季の6月頃洗濯物は永遠に乾かないと聞く。アイロンを駆使して何とか乾かすようだ。夕飯もきっちり食べ、講義はパスして今日も9時には寝てしまう。

 

1月23日(木)

いよいよメイントリートメントの日がやってきた。今日も朝から快調だ。6時にお茶に行くと、日本人2人と中国人がお茶を飲んでいた。彼女は遼寧省出身、広州に既に6年おり、そこでヨーガをやっている。弁護士との話であった。

 

『中国では今誰でもヨーガをやっている』という。健康志向の高まりだろう。そうはいってもある程度の収入と教養がある人たちに限られるだろうが。彼女はいつも非常に落ち着いた表情で、淡々と物事をこなしている。2週間コースに団体でやってきた中国人とも少し違う。彼らはいかにもお金がありそうか、教養人ぶった雰囲気を漂わせているが、この女性は極めてナチュラル。

 

コラム ⇒ http://www.chatabi.net/colum/159.html

 

アーサナの前に瞑想した。これもなかなか良いが、未だに瞑想が長くは続かない。常に迷走だ。アーサナをやってよいか分からなかったが、体調が良いので参加する。特にこの3日間、私には特別の変化は起こっていない。これは良い兆候なのだろうか。

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