ヤンゴン散歩2014(6)ナンジー

ヤンゴンの中華料理

夜は私の希望で中華料理屋へ。2005年頃ヤンゴン市内にはフィッシュヘッドカレーの美味い中華があった。そこには中国大陸の人間が昼から白酒を飲んでいるような所だったが、飯は美味かった。今回はそこへ行きたかったが、既に無くなっていた、残念。

 

湖沿いの立派な中華レストランへ行ったが、何と結婚披露パーティーで貸し切りとなっており、入れなかった。実はミャンマー人は基本的に豚を食べないが、結婚式のディナーは中華が多いらしい。フルコース、もてなし、という意味ではミャンマー料理は向いていないらしい。見栄えがよく、それなりの味となると中華が一番とか。ここは北京ダックも美味い、とSSが言っている。

 

仕方なく街中の店を覗くと誰もいない。TTMが『この時間に誰もお客がいない店は不味い』と決めつけ、素通り。最終的に時々行くというお店へ。こちらも殆ど人はいない。中国大陸の人間が普通話を話しながら酒を飲んでいたので、まあまあか。

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私の好きな物を頼んでよい、というので酢豚を頼んだところ、他の3人がじっと私を見る。SSが『それ食べるの?』と聞くので、何故?と問い返すと『あなた以外に食べられる人はいない』という。そう、豚肉食べないと聞いていたのに。そこで酢豚を酢鶏に替えて注文。これなら皆が食べられる。これがアジアだ。

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水餃子を頼む際も、鶏肉入り餃子に。我々には違和感があるが、豚肉は使えない。あとは豆腐やイカなどの海鮮を頼む。これは中国人には不便だろうな。味は悪くないのだが、うーん、何となく不完全燃焼。

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2月9日(日)

ナンジー

今朝はホテルの食事にも飽きたので、懐かしのナンジーを食べに行く。昔SSとカンドジー湖を散歩したのち、食べたナンジーは忘れられない。今日はTTMと行く。TTMの自宅近くまで来ると、朝のランニングをしている人に抜かれた。最近はミャンマーできちんとした格好でランニングする人がいるのかと感心していると、何とその男性は日本人だった。仕事で駐在しているらしい。そんな人が急速に増えている。会社が一軒家を借りてくれているという。

 

ナンジーを食べに近くの食堂へ。ここは10年前にも来たが、殆ど変っていない。日曜日の朝ということもあり、ゆったりと食事をし、お茶を飲んで、話している人が多い。この雰囲気、それがミャンマーだったのだが。

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ナンジーはもち米から作られる麺に、豆の粉、干しエビ、ターメリックなどで下味をつけて炒めた鶏肉、玉ねぎ、香菜などを添え、全体をかき混ぜて食べる。如何にもミャンマーらしい料理だ。これは暑くてもスルスルと食べられてよい。気持ち良い朝には最高だ。

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ついでに皆に倣って、コーヒーも飲んでみる。こちらは砂糖とミルクたっぷり。ナンジーのさっぱりした味の後にはよいのかもしれない。パンが横に置かれていて思わず食べたくなるが、食べ過ぎを懸念し、控える。このパン、食べたらお金を払うシステム。これも東南アジア風。

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