バンコク滞在記2022 その1(4)セントラルエンバシーとマック

8月12日(金)セントラルエンバシー

今朝は何だかだるくてベッドから起き上がる気がしなかった。それでも9時を過ぎると掃除人がやってくるので部屋を明け渡す。何か食べようかと見渡したが、結局ちょっと散歩しただけで部屋に戻ってしまった。茶の歴史など書いてみようとも思うが、その集中力もない。

10時半、バスターミナルへ行き、久しぶりに赤バスに乗る。今日タイは祝日ということで閑散としている。赤バスはまだどこまで乗っても料金8bであった。このバス一本でチットロムまで行く。途中大型施設の工事現場を通り、懐かしの?日本大使館を通る。驚いたことにこの辺バス停には、電光掲示板が取り付けられ、何番が何分後に来るのかが、表示されている。これはシンガポールあたりのシステムを導入したのか。便利であり、進化が見られる。

セントラルエンバシーはちょっと格調高い高級感があり、これまで私には無縁だった。今日はIさんのお誘いでここでランチをすることになっていた。まずは無印良品を訪ねる。実は5年前にバンコクMUJIで買った小型リュックを愛用しているが、ついに破れ始めていたので、新しいものを買いたい。東京のMUJIで調べてもらったら、何と日本では元々扱っていないと分かり、バンコクまで持ち越してきた。だがここでも調べてもらったが、半年以上前に扱いは無くなっており、結局買えなかった。

鼎泰豊と言えば、台湾小籠包の名店。私は台湾では基本的に行かないが、中国では昔よく行った。それがここにも入っていたので、食べてみる。正直に言うと、味は微妙に台湾ではなかった。やはり各地でアレンジされているのだろうか。だが祝日ということもあり、特に母の日だったこともあり、家族連れで超満員の盛況だった。決して安くはないレストランで、タイの発展を感じる。

Iさんとの話が尽きず、場所を変えて話す。このビルの最上階のカフェ、ケーキが200b代、コーヒーと合わせて軽く400bを越えるが、お客はひっきりなしにやってくるので、本当に驚いた。東京でいえば青山・六本木あたりで午後お茶する料金を簡単に払うタイ人たち。円安を考えなくても勢いはある。

帰りのバスを待ったがなかなか来ないので、懐かしい場所を歩いてみる。昔泊まったホテルが改装中だ。やはり旅行解禁に合わせてリノベーションが行われている。宿の近くまで来ると雨が上がっていた。初めて入る屋台で臓物スープを食べる。このスープはなかなか美味しいのだが、一緒に出て来る白米が不味すぎる。この食べ物はバイタク運チャンなどが食べる一番安い食い物かもしれないが、何とも残念だ。

8月13日(土)マクドナルドが

日本でも偶に食べるマクドナルド。バンコクに来ると時々手を出していた。その近所の店も安泰であったので、嬉しくなり入ってみた。ところが店内は何も変わっていなのに、注文カウンターだけがなくなり、そこではデリバリーの運転手が商品を待っている、お渡しカウンターに変貌していた。

戸惑っていると係員がタイ語でこっちだよ、と指し示す。見るとタッチパネルが設置されており、皆サクサクと注文している。英語もちゃんとあるのだが、この操作がなかなか難しい。係員は英語も出来たので、結局私は言葉で言って、彼女が打ち込む羽目となる。ようやくオーダーできると、隣のお渡しカウンターで支払いをする。これもタイ人の若者はキャッシュレス化しており、ここには来ない。

フィレオフィッシュバーガーセット(ポテトとドリンク普通サイズ付き)が99bはかなりお得感があり、安く感じられるが、全体的に見えれば、既に日本のマックの代金を越えているようにも思える。それでもタイのどこにでもあるマック、これもまたタイなのだろう。因みにコロナ禍ではドライブスルーが活躍しただろう、いやデリバリーだっただろうか。

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