一旦部屋に戻り、近所のチェーン店に入る。ここも入ったことが無いけど、悠遊卡が使えるので飛び込んでみた。注文は全てスマホでちょっと面倒。正直ファーストフードの台湾料理ということで、これならいつもの店に行けばよかったと後悔しきり。普段使っている店が、如何に優れているか(味と料金)を再認識する結果となった。

夜はもう一度東門永康街へ行く。台湾山茶について博士に確認するためだったのだが、思いの外、人が来ていて、山茶試飲会になってしまったのはちょっと残念。博士自身は山茶だけでなく、台湾茶の歴史全般に興味があるようで、様々な質問を投げかけてきて面白い。山茶についてはまだ分からないことだらけであり、もしやするとこれからも分からないのかもしれないが、日本人も絡んだ歴史的なお茶なので、情報収集など調査を続けて行きたいと思う。まあ今回は貴重なサンプルを飲むことが出来、満足する。

部屋に帰ると夕飯が中途半端だったため、そしてかなりお茶を飲んだため、大いに腹が減る。ただ時刻は夜11時。仕方なくセブンに行ってカップ麺を買う。カップ麺といってもこの牛肉麺は80元以上するので立派な夕飯だ。ただ食べてみると、牛肉の量が少なく、何か物足りないと感じてしまう。もう一度ちゃんとした牛肉麺をどこかで食べたい。

7月19日(土)淡水の出会い
昨晩は夜更かししたので朝が遅くなり、しかも腹も減らない。昼過ぎまで部屋の片づけなどをしていたが、いよいよ台北を離れる直前なので、今年は一度も食べていない麺屋へ行く。ここは私が台北に来た1か月半前から1度も開いていなかったが、昨日確認すると土曜日から再開と書かれていた。ところが行ってみると見事に期待は裏切られ、これまで通り閉まっている。仕方なく横の店で牛肉湯肉絲麺を食べるがやはりしっくりは来ない。


午後3時ごろ部屋を出てMRTに乗り、淡水に向かう。今日は郭さんからの誘いで、人に会うことになっていた。なぜ淡水かと思ったら、郭さんは淡水の近くに住んでいた。駅で待ち合わせて淡水の街を歩く。観光客はそこそこいて賑やかだ。淡水は1860年以降貿易港として活躍するが、最近そのあたりの歴史的建造物がかなり整理されており、港付近も観光地となっていた。


夜5時からやっているというお店はかなりおしゃれだが、店主は歴史に詳しいと聞いていた。店の奥の座敷?に座り、夕飯にパスタを頼む。お茶もかなり凝っている。そこへ陳さんがやって来た。彼は某名家の出身であり、かつ自らの家の歴史を調べていて、合わせて台湾史、中国史にも詳しい。ただ彼の家が茶業に携わっていた期間は短く、資料はあまりないようだったのは残念。


食後は郭さんが持って来たお茶を飲む。店主も参加して歴史談義となる。店主は淡水の歴史などを調べており、その方面にかなり詳しい。彼の知り合いの研究者がまとめた淡水の貿易史の中に茶についても詳しく書かれているという。次回は時間を取ってゆっくり淡水に来て話を聞きたい。

帰りに淡水駅のすぐ近くに寄る。暗くてよく見えないし、当然入ることは出来なかったその建物。実はジョンドッドが淡水に来て最初に住んだ場所だというので驚いた。確かに彼は1860年代前半淡水に来たのだが、どこに泊まっていたのかなどは考えもしなかった。事務所兼倉庫兼住居だったのだろうか。これまた次回確認した内容だった。
