7月20日(日)ローカル食の食べ納め
今日は何も予定が無かったので、とにかく荷物をバッグに押し込んでみた。かなりの量の茶葉をゲットしてしまった上に、これから買うお土産物を入れる空間も確保しないといけないので、意外と大変だった。腹も減ったので、取り敢えず大腸麺線を食べに行く。最終的に私の台湾料理はこれに行く着くのだ、と思いながら噛みしめる。


昼はどうしても排骨酥湯が食べたくなり、今回行っていなかった店まで歩いて行く。だが日曜日のお昼で混んでおり、席が空いていない。ちょっと付近を散策して戻ってみるとちょうど席が確保できたのは良かった。排骨酥湯の他、炒米粉と魯蛋を食べてかなり満足する。こういう何気ない店には、ずっと営業して欲しい。


夜はいよいよ「台北私のご飯」を食べ納める。魯肉飯、煮大根、臓物スープ、三枚肉と、オールキャストを並べて食べて大満足。しかもこの店、何と悠遊卡が使えた。灯台下暗し。これなら毎日ここで食べればよかった、ということか。部屋に戻ると参議院選挙の開票状況が報道されていた。いよいよ日本も混沌の時代(世紀末)に入っていく感じかな。既に信じられるものは何もない。

7月21日(月)上海料理を
朝はまたクラブサンドを食う。よく飽きないな、とも言われるが、もうこれがあれば無敵だ。今回の滞在はもっとゆっくりになるはずだったのだが、ご縁が繋がり、何故かいつもより忙しく過ぎていく。次回はかなりゆったり目の日程で臨もう。いや年1回ではなく、2回にすれば季節も含めて、色々と広がるだろうか。昼は食べないつもりだったが、もう押さえが効かない。まだ食べていなかったドライカレーに手を出す。魚丸湯がフワフワで美味い。


小雨が降る中、夜は信義区へ向かう。ここも今回初めて来た。いくつもある新光三越のビル、何とか探し当てて登っていくと、昨年潮州料理を食べた店があった。そう、この辺にある店は皆高級店なのだ。今晩はAさんと上海料理を食べてみることにした。台湾で高級な上海料理を食べてことはなかったからちょうどよい。

平日の雨の夜だが、お客はかなり多い。何とか席は確保してメニューを眺める。落ち着いた雰囲気の店内。ここの小籠包は上海料理だろうか。回鍋肉にキャベツを使っているのは日本だけだと思っていたが、台湾も使うのか。しかもそれを皮で巻くとか。因みに日本で回鍋肉にキャベツを使ったのは陳建民氏。NHKの料理番組『きょうの料理』で「豚肉とキャベツのみそ炒め」として作り方を紹介したのが始まりとか。煮干絲は揚州の方が美味しかったかな。お茶もおしゃれだ。悠遊卡をここで使い切ろうと思っていたが、レストランでは使えなかった、残念。


7月22日(火)片付けながら
明日は東京へ戻るので、朝から荷物整理に忙しい。そうしているうちにメジャーリーグの試合が始まり、大谷翔平が先発、二刀流が再開された。この歴史的な場面を台湾のテレビで見られたのは、大きな一歩だった。昼過ぎにSOGOに行ってみる。昨晩使い切れなかった悠遊卡でお土産を買おうと思ったのだが、ちょうどよいものが無く困った。SOGOは二店舗あったのだが、2つのデパ地下を探したのだが。むしろ飲食店が充実している感じだった。

