ある日の埔里日記2017その6(1)日台イミグレの怠慢?

《ある日の埔里日記2017その6》  12月2日-27日

今年は1月から数えて6回目の台湾訪問となった。勿論これが今年最後の渡台となる。毎回振り回され、そしてワクワクする台湾茶の旅。今回も一体何が起こるのか、自分でも興味津々だ。包種茶の歴史も原稿は書き上げたものの、何となく不完全燃焼だ。果たして今回はどんなドラマが待っているのか、積極的に楽しむしかない。

 

12月2日
埔里まで

もう毎度のことで慣れてしまったが、成田空港までの道のりにも飽き始めている。でも行かねばならない。今日は土曜日だから朝のラッシュもなく、何とものんびりと電車に乗っていた。私は土日に出発することが多いように思えるが、それは週末の方がチケットが安いからなのだろうか。統計を取ったことはない。

 

成田空港でイミグレーションを通る時は、いつもスタンプの場所を指示している。それは日本人なら個人が希望した場所にきちんと押してくれるだろうという十分な期待があるからだ。ところが今日、イミグレを通過して何気なく見てみると、何とスタンプがほぼ判別できない状態になっている。

 

驚いて横にあるオフィスに行き、その旨を伝えると、最初は『何?』という顔をしていた係官。出国スタンプは海外では重要なので、と言い添えると、『確かにこれは良くない。担当にはもうし伝える』と言いながら、取り消し印を押し、再度スタンプしてくれた。ただこれではあまり意味がない。私が場所を指示するのは、少しでも余白を残したいからだが、これではむしろ無駄に使われてしまっている。最近の日本人はスタンプもまともに押せないのか、とちょっと憤慨する。

 

今回は2か月前に抑えていたエバ航空で行く。とにかく最近は台湾行の航空券がどんどん高くなっていて困る。LCCはそれほど安くないので、やはりご飯が出たりする既存の航空会社がよいと思ってしまう。でもANAなどは日本人客ばかりで満員。しかも何となく落ち着かないから、エバはちょうどよい。

 

定刻に桃園空港に着き、いつものルーティン。なぜかシムカード買うといつもスマホ内の残っている日本のシムデータを消したがるから困る。何故なのだろうか。中国でもタイでもそんなことは必要なのだが?パスポートをコピーしようとしたスタッフが何やら困っている。ビザはどうしたんだ、と聞いてくるが、ノービザだよ、と軽く返す。だがそれでも収まらない。よく見るといつもは90日、と入国スタンプに記載されているのに、今日のそれにはないのだ。ええ、ビザ無いのに、居留ビザ用のスタンプ、押しちゃったよ。それとも今日から無限ノービザなのか。中華電信も、まあいいか、ということでなぜか終了。

 

それからMRTに乗り、高鐵に乗り、バスに乗り、いつものように埔里の街に着く。本当に判で押したように午後8時になってしまう。多少のズレがあっても。結局はどこかで調整されて同じになる。鍵はいつものところにあり、重い荷物を持ち上げて3階の部屋に行く。1か月ぶりだが、かなり涼しく感じられる。もう秋を通り越しそうだ。

 

夜8時を過ぎたら食べる所はないので、いつものように餃子屋へ向かう。これまたいつものようにコーンスープとぱりぱりした棒餃子を頂く。この棒餃子、北京では食べたことがあるが、台湾にもあるというのが面白い。台湾に大陸の古い料理がいくつも残っている。外省人の名残だろうか。

 

12月3日(日)
日曜日は休み

今日は日曜日だから動きはなしだ。しかも昨晩来たばかり。いつものように食料などを買い込む。バナナ売りのおじさんと会話。バナナの値段、少しずつ上がってきているようだが、まさか今年の頭ほどは高くないだろうな。暴騰から暴落、台湾農業で演じられる光景だが、あまり見たいものではない。

 

夕方、葉さんと会うと、茶でも飲むか、と言って、飲みだした。一昨日渋谷のヒカリエで開催された日本茶アワードで購入してきた、日本煎茶、紅茶、烏龍茶を飲んでみたが、どれも彼の好みではなかったようだ。確かにアワードでの受賞茶なので、美味しいと言えば美味しいのだが、台湾人にウケるかというと疑問は残った。むしろ狭山茶のこーちゃんが開発した、龍をあしらったティバッグのデザインの方が余程彼のツボに入ったらしい。茶というのは、勿論飲んでなんぼの物だが、その周辺も重要ではあると感じる。

 

葉さんの奥さんからは前回『ワカモト、買ってきて』と頼まれたので、今回近所のドラッグストアーで3つ買って持っていった。どうやら台湾ではテレビコマーシャルをしており、かなり人気らしい。価格も日本の空港では免税ながら定価なので、ドラッグストアーで買うのが安く、台湾の売り値の半額ぐらいらしい。

 

夕飯は久しぶりに脂っこいものが食べたくなり、近くの定食屋で鶏腿飯を注文した。この店、あまり愛想はないのだが、飯の盛りがよく、おかずも多くて、好きなのだ。池上弁当屋では鶏腿飯弁当は100元するのだが、こちらは70元とリーズナブル。商売に愛想が要らないようだ。

ある日の埔里日記2017その6(1)日台イミグレの怠慢?」への3件のフィードバック

  1. 須賀様
    昨秋より又上海勤務をしています。合わせて15年目の中国生活なので、疲れ気味です。中国ではご存知の通り、VPN接続しなければ、Facebookが見れませんので、最近は余り拝見していないのですが、今はインドネシアに出ましたので、ほっとして拝見しました。
    所で、今日拝見した中で、日本国の出国印が重要だとありました。以前は記念印代わりに必ず押して貰っていましたが、最近は海外旅行傷害保険の請求以外に使い道が無いかと思い、「自動化ゲート」を通る事が多いです。宜しければ、如何なる使い道があるのかご教示願えませんか。

    1. ご無沙汰しております!上海、お疲れ様です!出国印の件、あくまで個人的な体験ですが、アジアの2-3か所で過去に出国印を調べられたことがあり、念のために押してもらっています。また同時に自分の記録としても、出入国の記録はあった方がよいと考えています!以前法務省か外務省から、個人の出入国記録を取り寄せたことがありますが、その記録が明らかに間違っていたことがあり、きちんとその場でスタンプを押してもらい、万一に備えようと思っています!海外保険は『自動ゲートを通った』などと言えば、最近はフリーパスとも聞いています!

      1. 須賀様
         ご返信を有難うございます。「Great Wall」のお陰で、見たい時に見たいものも見れないので、漸くご返事を拝見しました。
         中国でも、1年以上の居留許可があれば、外国人も自動化ゲートを通る登録ができるようなので、登録しようかと思います。然し中国では、宿泊先で必ず入国印を求められるので、入国印を貰わないといけませんね。。。

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