ラオスポンサリー茶旅2016(1)ラオスへの遠い道のり

《ラオスポンサリー茶旅2016》  2016年1月30日-2月5日

 1.タチレイから国境越え

1月30日(土)

タチレイ空港から

ゴールデンミャンマーは無事にタチレイ空港に到着した。預け荷物は前回同様リヤカーで引いてくる。それを人をかき分けて受け取り、乗り合いタクシーを見つけて国境を目指す。4000kが高いのかどうかわからないが、まあ仕方がない。タチレイ市内はラショーより大きい街に見え、タイ国境なのにより中国色が強く出ているようで不思議だった。正月飾りが多く売られている。漢字の看板も多く、ホテルはみな中国人観光客ように思えた。

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だが乗り合いなので大通りから逸れてわき道に入ると、そこはミャンマーだった。パゴダがあり、ゆったりとした家々が並んでいる。商売は華僑系が仕切っているこの街だが、やはりミャンマーやタイのにおいもする。次回はゆっくりここに泊まり、街歩きをして眺めてみたい。

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タクシーは全員を下ろし、最後に私を国境で降ろして任務が完了した。ここも慣れたものなので、ミャンマー側で手続きをした。タイ人はパスポートなしなので、私だけが窓口で出国した。だがなぜか向かい側にも行けという。また何かお金でも取られるのかと思ったが、なんだか登録をしているだけ。すでに出国した人間をまた登録するのか?意味不明だ。橋の真ん中、中立地帯では相変わらず、運び屋が行き交っている。観光客も多い。

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タイ側もスムーズに抜ける。半年前、ここに4日も滞在した懐かしい場所に出た。メーサイ、さて、ここからラオスへどうやって行けばよいのか。まずはメーサイのバスターミナルへ行くのに、ソンテウに乗る。横にいたタクシーの運ちゃんにチェンコーン(ラオス国境)まで行くかと聞くと、1800bなら行くとの答え。僅か1時間もない道、バスならいくらもしないだろうにと思い断ったのだが、これは今考えると乗った方がよかったのかもしれない。

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15bのソンテウでターミナルへ行くと、ちょうどチェンライ行が出たところだった。聞くと、ラオス国境へ行くためには、とにかくチェンライへ行かなければならいという。30分後、40bでチェンライ行バスに乗る。西洋人が数人、バックパックで乗り込んできたが、そのバックもあっという間に地元民の荷物で埋まる。バスは日差しを受けてかなり暑くなってきた。

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途中2度も検問がある。私はいつもチェンライからメーサローンへ行くので、その感覚でメチャンあたりに行くように思っていたが、国境の警備は予想以上に厳しく、警察が乗り込んできて、若者が2-3人バスから降ろされてチェックを受けていた。またこの辺はミャンマー人がかなり入っているので、このあたりのチェックもしていた。私は怪しまれることなく、パスポートの提示もなかった。

 2.チェンライ

チェンライターミナル工事中

何と2時間もかかってチェンライに到着。ところが慣れ親しんだバスターミナルには着かなかった。ここはどこだろうか、途方に暮れて聞いてみると、ターミナルは少し離れたところにあった。だがあった、というのが正しく、建て替え工事中であり、建物は跡形もなくなっていた。すぐ横にチケット売り場があった野江そこに並んで事情を聞いてみたが、英語はできるのだが、チェンマイ行のチケットを売るだけで要領を得ない。トゥクトゥクのおじちゃんたちも、『明日の朝早く来い』としか言わないので、分らない。

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まさに途方に暮れた。すでに周囲は真っ暗だった。ふらふら歩いていると、旅行会社の看板が見え、ルアンプラバーンへのボート旅を宣伝していた。ここならバスも手配できるかと思い、入ってみると、なんとフランス人が経営していた。彼らが言うには『これはツアーだが、そこに入ることはできる』という。ルアンプラバーンではなく、ルアンナムターへ行くツアーがあるというので、よくわからないまま、そのチケットを買おうとしたが、まずはホテルを決めてから来い、というので、以前も泊まった宿へ向かう。

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このホテルのサービスは良くないが比較的きれいだった。ただ料金がシーズンオフの600bから900bに跳ね上がっており、やめようかと思ったが、チケットのためにやむなく泊まった。私が泊まった部屋が最後の1部屋で満室になったという。フロントの女性は相変わらず愛想がなく、強気の態度が憎らしい。旅行社に戻り、1100b出して、チケットを買った。こんなことならチェンコーンまで1800bで行っていくべきだったか。どちらが良いのか判断は難しい。

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