極寒北京旅2023(3)寒い日は鍋

11月26日(日)寒い日は鍋

昨日は久しぶりの北京で張りつめていたのか、疲れを感じなかったが、さすがにチェンマイからの移動とこの寒さでかなり長い時間寝た。そして朝飯は宿についていたので、昼前まで外へは出なかった。シャワーを浴びるのも、部屋は十分暖かいはずなのに、意外と寒い。これが北京の冬だなと何となく思い出す。

昼前に宿を出て近所を歩く。何だか立派なビルが沢山建っている。その反対側には小さな食堂が軒を連ねている。いい湯気が上がっているところもあるので、ちょっと食べたい気分になる。だが約束があった。Sさんが予約してくれたお店も、また石鍋だった。やはり冬の北京は鍋が定番、ということなのだ。しかもこの鍋、最近流行っていると言い、選んだ立派な魚をぶつ切りにして、鍋にぶち込む。確かにこれは旨い。そしてスープもいい感じだ。湯気が上がるパフォーマンスも人気のようだ。

Sさんとも久しぶりなので、話がどんどん進んでいく。最近の中国の話しから、仏教の話など、話題は多岐に渡り、止めどなく発展していく。気が付けば、周囲にいたお客は皆帰ってしまい、3時間も話し続けていた。2人ともおしゃべりなのは当然だが、コロナ禍の長い期間を経た上での会話だった。中国の店は、何時間居ても、出て行けとは言わない。

店を出て三元橋駅まで歩いて行く。意外と遠い。その上工事中で入口が分かり難い。そこから地下鉄で西単へ向かった。昨晩Iさんに交通カードをもらったので、今日からは切符を買う必要がなくなり、何とも快適になって嬉しい。西単には大きな本屋があり、以前も良く行っていた。だが行ってみると、図書大厦の中はかなり変わっており、おしゃれな本屋のようになっている。お茶関係専用コーナーも何とか見つけたが、最近の流行り、傾向をよく表していて、私が探している本はなかった。

宿近くまで戻ってくると、既に夜の帳が下りていた。月はほぼ満月。シンとした北京の夜だった。昼が食べ過ぎだったので軽く麺でも食べようと思い、山西刀削麺の店に入ったが、その量は南の物ではなかった。味はまあまあだったが、もっと美味しい所があったのでは、と思ってしまった。何となく物足りなくて、帰りに清真の売店で煎餅を焼いてもらい、持ち帰って食べる。何とも温かく、懐かしい。

11月27日(月)久しぶりに茶城へ行くと

今朝は天気が良いようだ。ダラダラしながら、朝ご飯を宿で食べる。まあここの食事はどこでも同じようなものなので、お粥とフルーツを中心に頂く。部屋に戻ろうとすると、何とお掃除ロボットが、私の後に来たおじさんについて動き、何とエレベーターにまで乗り込んできて驚く。何と可愛げのあるロボットだろうか。後で聞けば、これはお掃除だはなく、配送ロボットだったか。

朝ご飯を食べると出掛けることになっていた。バスで行くには面倒な場所。ついに車を呼んでみる。アプリも入れてみたが、ちゃんと起動しないので困ったが、フロントで聞くと、支払いアプリからそのまま呼べると聞き、やってみるとちゃんと車が来た。そして支払いは勝手に引かれるので、何も考えなくてよい。これは本当に楽だった。Grabの上をいっている。

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