《奇想天外マレーシアの旅》(2)KL チャイナタウン周辺を歩く

10月3日(木)

チャイナタウン周辺を歩く

翌朝は頭がボーっとしていた。昨晩の凍えるような体験がこびりついていた。早く外に出よう。外は既に暖かかった。KLのチャイナタウンは実はセントラル駅から電車でわかず1駅、本当に中心にあるのだが、近年の発展で、駅前は再開発されていた。

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朝からお茶を飲む茶室も多くが無くなっており、残念だ。僅かに残っているところは朝から繁盛しており、席がなかった。仕方なくホテルの朝食を食べる。ビュッフェの普通の食事だが、なぜかマネージャーのおじさんが色々と世話を焼いてくれるのが面白い。このホテルで初めてサービスというものを見た。

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セントラルマーケット付近はきれいなアーケードになっており、観光客向け。いや、このチャイナタウン自体がある意味で観光地になっており、華人が住む場所ではなくなっているということ。

 

85年の歴史を誇る老舗のお茶屋さんに入ると、店員のおばさんが親切に色々と教えてくれた。最近は華人ばかりでなく、マレー人もお茶を飲むようになったとか。主に緑茶らしい。華人はプーアール茶や広西壮族自治区で作られる六堡茶が好まれる。これも黒茶だが、中国本土では殆ど飲まれていない。

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そして南香という海南チキンライスの有名店に入る。朝も来てみたのだがまだ開店していなかった。夜もやっていない。朝10時、いましかない。店は既に大繁盛で、席がない。観光客もいるが地元の人が多い。最近よくあるセットではなく、チキンとご飯、そしてスープを別々に頼む。このチキンはいい味がした。好物にようやくありつけた。

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そしてまたお茶屋に入る。ここは福建省から来たオーナーが最近開いたらしい。お姐さんが『お茶飲んでく?』と大陸的な声掛けをしたので、入って飲む。ちょっと珍しい種類の烏龍茶があったので試飲したが、価格が高すぎる。買わないで帰ろうとすると『試飲したのに買わないのか』と怒られる。買う約束もしていのに、なんだ?最近お茶の売れ行きが悪いらしい。

 

何となく気分を変えたくて、雨にも関わらず、植民地時代の建物が並ぶエリアへ。KLにもこんなにあるのかと思うほど、19世紀スタイルの建物が残り、いまだに使用されている。勿論外壁などはきれいにされており、これも一つの観光スポットになっている。

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ホテルに戻る前にチャイナタウンで両替。KLで色々とみていると、両替レートは場所によってかなり違っている。歩いているとやけに人が多い場所があり、入ってみるとやはりレートが良い。何故こうなのか?スタッフも愛想がよい。

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夜は紹介された日本人商社マンFさんと肉骨茶を食べる。以前は美味しいと思わなかったが、これも変化があり、非常に美味で驚く。帰りはモノレールがなぜか止まっており?4駅程を歩いて行く。暗い中道に迷い、ちょっと慌てるが、何とか戻る。

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