関釜フェリーで行く韓国2023(1)小倉でサクラ、食べ歩き

《関釜フェリーで行く韓国2023》  2023年3月25₋30日

2か月のタイ滞在を終えて東京に戻った。だがもうコロナ時代は終わったとばかり、次々に旅が予定されていた。1週間後には韓国に向けて旅立つ。今回は単にソウルの知り合いに会いに行くのが目的だが、飛行機の往復はつまらないと思い、前々から乗ってみたかった関釜フェリーを選択。そして久々の北朝鮮を眺める旅に出た。

3月25日(土)小倉へ

小雨の中、羽田空港に向かった。ここ数日天気が良くない。今回は実に久しぶりにスターフライヤーに乗る。ANAのマイレージ、国際線はサーチャージが高すぎて、使う気になれないが、北九州行のチャージは僅か470円。これなら安いと、年度末、春休みで込み合うフライトを抑えた。

ところが羽田に着くとスターフライヤーはANAと違い第1ターミナルなので、反対に行ってしまい、戸惑う。同じグループというわけでもないのだろうか。スターフライヤーは機体が格好良い。機内は満席だが、席は心持ち広くて快適な気分になれた。まあ、フライトは1時間半なので、あっという間に着いてしまう。

北九州空港で降りるとリムジンバスが待っている。710円、40分で小倉駅前まで行く。因みに小倉駅前といっても、新幹線口とバスターミナルがあり、ちょっと混乱。そこでお茶友達のNさんと合流し、彼女の案内で予約した宿へ荷物を置きに行く。そこは老舗ホテルで本館と新館があり、それはなぜか繋がっていなくて、また混乱。何だか日本では困惑が多い感じだ。

それから地元のうなぎの名店へ行ったが、外に行列が出来ていた。30分待ちの間に、カフェでアッサム茶200周年などのお茶話をする。戻るとちょうど順番が来て、席に着く。せいろ蒸しというのがあったので、それを注文する。肝焼きなども美味しかったが、せいろ蒸しのうなぎは柔らかく、極上。

それから駅前近く、Mさんのお店、ホーンへ行ってみる。本当は明日行く予定だったが、昼はお休みとのことで、急遽訪ねる。夜はバーで、お客さんが溢れていた。コロナが過ぎ去り、急激に客足が伸びているようだが、まだ常連客は完全に戻っていないという。バーで伊勢紅茶を味わいながら、Nさんとお茶談義。更には隣に一人で来ていた女性がいて、紅茶好きということで話す。これからはこんな紅茶の飲み方もありではないか。残念ながら大忙しのMさんとあまり話せなかった。

3月26日(日)小倉でお花見

昨晩は夜遅く戻ったので、朝風呂。さっぱりしたところで朝散歩。お城近くにサクラが咲いている。昨年2度の火事に見舞われた旦過市場はひっそりとしていた。後で調べたら日曜日は休業日らしい。どの程度賑わいが戻ってきているのだろうか。焼けた部分の修復、そして一部は残されていた。大正時代からある由緒ある市場は残っていくだろうか。

小倉駅でYさんと合流して、北九州のソウルフードとも呼ばれる『資さんうどん』に行ってみる。チェーン店ながら安定の味で、ひっきりなしに客が来ている。もつ鍋うどんを注文。確かにいい味になっている。デザートにぼたもちも頂く。今はかつ丼が売出し中だった。帰る頃には席待ちの人が外まで続いていた。

腹が一杯になり、雨も止んだので、小倉城に花見に行く。ほぼ満開でかなりきれいな状況だった。毎年日本のどこかでサクラが見られるのは何とも嬉しい。今日は日曜日だから花見客も多いが、それでも十分余裕をもって見られるのは尚よい。また小雨が降り出したので、辻利へ行って、あんみつを食べ、抹茶を頂く。何とも贅沢な午後。

その後Yさんと別れて下関に移動。JRに乗って行く。本当は駅のうどんが食べたかったが、腹に全く余裕なし。40分弱で下関駅に到着。昨年三泊もしたのに、駅の配置も忘れてしまい、道に迷いながらターミナルを目指す。実は歩道橋でかなり繋がっていることは後から知る。

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