東マレーシア散歩2016(3)JBグルメ散歩

94日(日)
再びホテル探し

翌朝は早くに目覚める。ホテルの朝食を食べに行ってみると、屋外でも食べられるが、既に日差しが強く、とてもいられない。大人しく室内でパンを焼き、卵を食べる。それから朝の散歩に出た。今日は最初から隧道沿いを歩くことにしていた。古い街並みを抜けると、そこは広い道とショッピングモール。更に進むと、お屋敷のようなところがあり、時計台もある。隧道沿いもビーチのようで、人もなく、何となく落ち着く。

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その向こうには、立派なモスクが見えた。近寄ってみたくなる雰囲気がある。道路から正面を登ると、いい感じの建物がある。だが扉は開いていない。日曜日は開いていないのだろうか。裏に回ると、おじさんがいた。『ここはJBの象徴さ。今は改修工事中で中に入れず、人がいないけど、いいところへ来たな』という。何だか初めてJBがマレーシアであり、イスラム国家なのだ、と感じさせる光景だった。そこから内陸へ歩いて行くと、広大な敷地を持つお屋敷や、昔からあるキリスト教の教会などがあった。それほど広くはないJBだが、往時は様々なものが行き交っていたようだ。

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今日は宿を変わるのでその候補地まで歩いてきた。確かに99mrで泊まれると横断幕もあるので入ってみたが、ネットの状態を聞くと『良好とはいえない』という残念な返事が返ってきたので、取り止めとした。そして駅の方に戻る途中、昨日も通りかかった道路工事中の前のホテルで聞いてみると、128mrだけど、ネットは良好だという。ただその部屋が空くかどうかは午後2時までわからないと言われ、悩む。

 

まあ今日はJB散歩だ、と思い、駅を上から見て、その反対側へも行ってみる。そちら側は殆ど開けていなかったが、例のイスカンダルプロジェクトか、中国系ディベロッパーがシンガポールが眺められる高級マンションを建設していた。そしてホテルも何軒かあったが、荷物を持ってここまで来るのが面倒で止めにした。特に料金的に安いということもなかったからかもしれない。

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昼に近くなり、宿をチェックアウト。荷物を預けて昼飯を食べる。昨日から狙っていた叉焼焼きそば。麺が美味い。たれも美味い。茶を頼むと、ホットのミルクティが出てきた。こちらはマレーシアで作られている紅茶、ボーティから作るのだろう。茶、と一言言っても、昨日の黒茶と言い、バリエーションがあって面白い。先ほどのホテルに行くと部屋が確保できたので、荷物を移動させる。こちらの部屋は実にコンパクトで日本のビジネスホテルを想起させる。そして確かにネットは高速だった。

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ようやく今日の宿が決まったばかりだが、明日は東海岸へ移動しようと思う。その移動手段を探しに行く。近くにバスチケットを売る店が並んでいたが。そのすべてがKLやマラッカなどの西海岸へ向かうもの。東へ行くには駅下のバスターミナルから、郊外の大型ターミナルへ移動して、そこからバスを探すらしい。ちょっと面倒だが仕方がない。フラフラしていると、焼き腸粉の屋台が目に入り、思わず食す。濃厚なたれが絶妙だ。

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宿に戻ってネット検索していると、JBにはジャパンストリートなる場所があると分かる。それもすぐ近くのモールの中だったから、見学することにした。だがその場所は簡単には分らなかった。ようやく探し当てた6階、他の食堂がにぎわっている中、このストリートには全くといってよいほど、お客がいなかった。日本食は当地でも人気があると聞いていただけに、意外な気がした。コンセプトを間違えたのだろうか。寂しい限りだ。

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結局一度は宿に戻り、もう夕飯は食べないと決めたのに、その後空腹に耐えきれず、夜な夜なまた屋台街へ舞い戻り、海南チキンライスを食べる。昨日のマレー風とは違い、これは非常に本格的で実にうまかった。屋台のおじさんも『わざわざ日本から来たのか』と妙に感激してくれて、大満足。

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95日(月)
いざ東海岸へ

翌朝は早めに起きて、ホテルの朝食を食べる。1階のロビーの向こうにあるその食堂、なぜか制服を着た人々に占拠されていた。これは中国の航空会社の制服だった。ここに宿泊しているクルーなのか、それとも研修ででも来ている社員なのか。クルーにしては人数が多い。お陰で卵もなくなっていたし、フルーツもなくなっている。

 

そしてホテルをチェックアウトして、バスターミナルへ。取り敢えずラーキンという郊外の大きなターミナルへ向かおうとしたが、もう一度聞いてみると、ちょうど入ってきたバスがメルシンの方角、途中まで行くらしい。ラーキンで乗り換えても、そこで乗り換えて結果は同じだろうと考えて、来たバスに乗り込む。5mr。コタ・ティンギという街まで約1時間、長距離バスではないので、荷物の保持が難しかったが、無事到着した。

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しかしこのコタ・ティンギの街は小さかった。バスも殆どローカルバスしかない。トイレに行こうと2階に上がると、そこにバスチケット売り場があった。メルシン行きを尋ねるとなんと15分後に出るというからラッキーだった。だがそのバスがどれか迷う。勿論ここが始発ではないので、いつ来るかわからない。

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