チェンマイ滞在記2024その2(4)Tea Galleryへ

8月19日(月)Tea Galleryへ

昨日と同じ道を歩き、トップスマーケットに寄る。ジュースが安かったので買ったのだが、現金支払いの場所が少ない。機械操作はタイ語で難しい。困ったものだと思っていたら、お姐さんが手招きしてくれ、何とか支払いを済ませる。周辺を散歩するとのどかな光景が広がっていた。

昨日訪ねた宿は係員がいなかったが、今日行ってみたら案内してくれた。部屋は2種類しかなく、家具のきれいさ、内装のリノベーションなどで分かれているようだった。基本的に広くてよいのだが、安い方の部屋には机もなく、ちょっとダメだな。道路に面していない部屋は、遠くにお寺が見えていい雰囲気だった。係の若い女性は英語をちゃんと話していたが、実は現在YouTubeで日本語も勉強しているという。この宿には日本からマッサージ師の資格を取りに来る日本人も泊まるらしい。1泊から泊まれるので使い勝手は良いかもしれない。

夕方Tea Galleryの馬さんに連絡したら、今なら空いていると言われ、急いでBoltを呼んでオフィスに向かった。彼女もどんどん忙しくなっているようで、明日はバンコクへ行くらしい。以前はミアンの歴史で大変お世話になったが、今回はプーアル茶の歴史の話を持ち込んだ。恐らく雲南回族はプーアルの歴史に関連があるはずだ、と言ってみたが、あまりピンとは来ていない様子。それでも親戚などに聞いてみると言ってくれた。何か出て来ないだろうか?楽しみだ。

宿へ帰ろうとBoltで車を探すも全く捕まらない。夕方5時台はそんなものかもしれない。バイタクを呼んだが、何と20分かかるという。その間、周囲を散策すると、古いお屋敷があることが分かった。かなりの規模なのだが、一体誰の屋敷だろうか。今も誰か住んでいるのだろうか。バイタクの待ち合わせ場所は、体育館。そこはバドミントンの文字が見える。今やタイのバドミントン界は世界的にかなり強い。若者の育成が上手くいっているのだろうか。

バイタクでターペー門まで走る。運転手はスピードを出さなかったので助かった。体に力を入れるのは今ちょっと苦手だ。折角なので、近所でカレーを食べることにした。昨年も来た店、創業70年の老舗だったが、お客は全くいなかった。チェンマイで一番美味いカレー、と書かれていたが、中は生姜だらけ。あれ、これが一番美味いカレーだっけ、とちょっと拍子抜け。

そこから懐かしい街を歩いて行く。1年半ほど前、1か月住んだこの付近。色々と思い出すことはある。他にも食べたい店がいくつかあったが、既に満腹で、散歩に専念する。日が暮れて、寺がライトアップされ、夜のチェンマイが出現する。私は酒も飲まないので、夜は出歩かないが、偶にはこういうチェンマイもいい物だと思いながら、ついに歩いて宿まで辿り着く。

8月20日(火)メーチャムに原生種を探しに行く

今朝はドームの誘いで朝から出掛ける。チェンマイ郊外で茶樹の原生種が新たに発見されたというニュースが流れていたので、それを見に行こうというのだ。従来この付近にはアッサミカやタリエンシスはあるはずだが、シネンシスの古茶樹があるとは聞いたことがなく、興味を抱く。

一体どっちの方へ行くのだろう。車はドイインタノーン方面へ向かっている。インタノーンはタイ最高峰の山。一度は行ってみたいと思っていたが、今回はその脇をすり抜けていく感じ。そして山越えを果たして、意外にも3時間かかってメーチャムという街に到着する。ここで一旦休息。何とここから山道を50㎞入ったところに茶樹はあるらしい。

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