《チェンマイ滞在記2024(1)》 2024年8月6‐12日
今年もタイ滞在のシーズンがやってきた。昨年と違い、今年はガッツリとチェンマイ4か月滞在を目論んでやってきた。取り敢えず既に予約済みのチケットでバンコクへ。そこからチェンマイへ移動していく。
8月6日(火)バンコクへ
今朝は早く起きた。そして早く家を出た。日本はもうすぐお盆休み。空港は結構混んでいるのだろうと心配して3時間前には到着した。ちょうどタイ航空のチェックインが始まったが、以前ほど乗客は多くない(といってもこのフライトはほぼ満席)。タイ人が多いのだが、彼らも日本の旅に慣れてきたのだろうか。

何より驚いたのが、保安検査場までの列。今年の初めまでは1時間は並んでいたような気がするのだが、今日は僅か10分で検査場へ。出国審査と合わせても20分で終了という早さ。これはちょっと早く来すぎたと反省するも意味はない。少なくとも日本人の海外旅行は確実に減っていることが分かる。

フライトはちょっと出発が遅れたようだが、おおむね順調だった。5時間以上のフライトはやはり疲れるのだが、日本映画とアニメを見ていると時間は過ぎていく。何となく眠くなると、隣のアラブ系のおじちゃんがトイレに立つので、眠りに入れないまま、過ぎていく。機内は暑くはないが、水分が欲しくなると一番後ろまで歩いて行き、ジュースを貰えるのが、レガシーのいい所だ。

結局予定時刻より前にバンコクに到着した。飛行機を降りると、何となく景色が違う。少し歩くと階段を降りる。ここはドムアン空港かと錯覚するが、妙にきれいだ。そして何とシャトルが登場した。これに乗るとあっという間に旧知のイミグレ前まで来てしまう。これまでは結構長い距離を歩いたので助かるが、スワナンプーム空港はいつの間に変わったのだろう。

イミグレの混雑を覚悟していたが、何と列は短く、僅か数分で通過。出て来る荷物を待つほど余裕があった。こんなのはコロナ初期以来だろうか。荷物を受け取り、すぐにタクシー乗り場からタクシーに乗る。何と速いことだろうか。予定よりだいぶん早く定宿に着き、チェックインしてまた外へ出る。

いつものパッタイ屋を目指して信号を渡ると、ちょうどタイヤ屋が目に入る。昼はタイヤ屋だが、夕方から麺を出す店に変わるのが面白い。昨年訪ねた時は、インスタ映えすると評判になっていて、お客が押し寄せて注文した麺を食べるのに30分以上かかってしまい、呆れた記憶がある。

だがやはりホイールが釣り下がる横で麺を啜るのは何となくレア感があり、嫌いではない。お爺さんと目が合い、座って行けというので、座ってしまった。既にインスタブームは消え去り、お客は数人だけだったが、なぜか麺を作り担当の娘さんとお母さんもどこかへ消えており、麺は出て来ない。ここの無料のお茶は色が濃い。ようやく食べ始めると具だくさんで、安くて美味しい。実に満足。帰りにいつものパン屋でブドウパンを買う。


8月7日(水)ヤワラーへ
朝はいつものコムヤーンを食べに行く。今回のバンコク滞在は極めて短いので、他の食べ物も検討したが、やはりコムヤーンになってしまう。11か月ぶりに食べたが、代金は55バーツで上がってはいない。バンコクの物価上昇も収まってきただろうか。午前中は部屋にいたが、昼前にちょっとひと悶着あり?何となくフラッと部屋を出てしまった。
