ある日の台北日記2023その4(1)香港から戻って

《ある日の台北日記2023その4》  2023年5月10日-17日

5月10日(水)香港から戻って

香港からのフライトは順調で時間も短かった。予定より早く桃園空港に着陸した。イミグレの混雑も想定したが、全くなくて拍子抜けした。荷物も預けてないので一番に外へ出た。ここでやることが一つあった。台湾観光協会の抽選会、どこにあるのだろうか。事前に登録したQRコードをかざすと、見事に外れた。周囲には誰一人いない寂しいハズレとなる。

行きはバスだったので帰りはMRTに乗ってみる。きれいな電車は空いており、座っていく。途中で何人かが下りていき、向かいに来た電車に乗った。その時まで気が付かなかった。私が乗ったのは普通車で、もう一つ空港と台北駅を結ぶ直達車があることを。まあ急ぐ旅ではないのでよいが、特に表示もなかったような気が。何だか結構疲れたが、何とか宿泊先に帰り着く。

5月11日(木)小楊と会う

香港から戻った翌日、朝はハノイのNさん出演のラジオを聴きながら、ゆっくりと過ごす。今回の香港・深圳の旅は予想よりはるかにハードとなり疲れたので、仕方がない。一応サンドイッチは食べたものの、ちょっと元気が出なかった。もう頑張る歳ではないのかのかもしれないと実感する。

夕方腹が減ったので、羊雑炒めを食べに行く。やっぱりこれを食べる時に一番元気が出ると思う。飯を搔っ込む感じが良い。満足して散歩していると、小楊から連絡が入る。台北に来た時から連絡していたのだが一向に返事が無くて心配していたが、無事のようだ。今晩来いというので、7時過ぎに訪ねた。僅か歩いて10分だ。

エレベーターがない5階。何とも懐かしい古びた階段を上る。息が少し切れた頃、ようやく到着する。特に変わった様子もない部屋の中にはお客さんがいたが、何と皆でマックを食べていて驚く。奥さんと話をしていると、皆が食べ終わり、お茶を飲み始めたので、お相伴に預かる。小楊はお客さんへの説明に夢中で、ほとんど話が出来なかった。お客さんも熱心でずっと質問を続けており、私の出る幕はないと考え、1時間ほどで引き揚げた。まあ、元気だと分かればまた機会もあるだろう。

5月12日(金)SIMカードを買いに

一昨日桃園空港に行ったが、夜遅くでシムカードを買うことが出来なかった。そこで今日は近くの松山空港まで買いに行く。その前に腹が減ったので、近所で広東系の三宝飯を食べる。何だかとても美味しいと感じる。香港より安いから、これから台北で食べることにしようか。

モノレールに乗って松山空港に行く。ちょうど台北に来て1か月が経つ。30日のシムを買った中華電信で、『このシム継続したいんだけど』とダメもとで聞いてみると、『これは30日間のみのカード。ここにも書いてあるでしょう』と実に素っ気ない対応を食らう。仕方なく、また30日のシムを買い直す。まあ電話番号は変わるが、それで困ることはほぼない。まず台湾で電話を掛けることなどないのだから。

空港からバスで中山北路を目指そうとしたが、ちょうどよいバスは無かったので、またモノレールに乗り、途中で乗り換えていく。途中駅においしそうなパン屋があった。今や台北もエキナカが実に発達している。これからの訪問予定が無ければ、いくつかパンを買って帰りたかった。

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