チェンマイ滞在記2023 その4(1)雲南金曜朝市からチェンマイ大へ

《チェンマイ滞在記2023》  2023年2月10₋18日

2月10日(金)雲南金曜朝市からチェンマイ大へ

最近のチェンマイは朝が涼しい。というか、いつも曇りで太陽があまり見られない。これは煙害なのだろうか。PM2.5とか焼畑という言葉も良く聞かれ、空気がよろしくはない。それでも一度は行こうと思っていた雲南朝市に、ついに繰り出した。毎週金曜日の朝しかやっていないので、これを逃すと見る機会はない。

もう慣れた道を歩いて行く。市場はあの回族モスクのすぐ横から入る。多くのブースが出ており、店の人はヒジャブを被った女性が多い。如何にも雲南回族の朝市だが、働いている多くは回族ではなさそう。各店、麺や豆腐、ソーセージや漬物など思い思いの食品などを売っており、何となく楽しい。

中に入っていくと、簡単な料理を店がいくつか出ており、多くの人が注文している。やはりここまで来たら雲南麺を食べたい。久しぶりに少しスパイシーな汁を味わう。豆腐なども美味しそうだったが、そこをパスして、外で肉まんを買って歩きながら食べる。この朝市は有名なのだろう。たくさんの地元民と観光客で賑わっていた。因みにこの市場の横にムエタイスタジアムがある。

一度宿へ帰って、今度はチェンマイ大学へ向かう。前回も行ったのでもう慣れており、人文学部のビルに着く。P先生に紹介されたS先生に会った。彼は華人研究が専門とのことで、タイ北部、雲南漢人や回族、潮州系などの華人について知りたかったのだが、何と彼の研究テーマは『華人の感情』と言われて戸惑う。ただ内容を聞いてみると『自分はタイ人なのか、中国人なのか』などについて、華人の世代ごとの考え方の変化などについて検討しているようで、これはこれで大変興味深いテーマだった。

更に彼はバンコク出身の潮州系四世ということで、バンコクに住む知り合いを紹介してくれた。私は基本的にこれまで福建系を追い続けてきたが、タイにおいては潮州系が重要だと感じている。今後は良い機会なので潮州人について、勉強をしてみたいと思った。尚彼の弟さんは日本の大分別府で旅館をやっているというから、こちらも実に興味深い。

大学の正門を出たところに食堂があったので入ってみた。メニューはしっかり英語と中国語がある。カオカームーを食べる。それから近所のフードコートを見てみる。確か数年前ここで食事した覚えがあるが、今や全く機能していない。観光客激減の煽りで、閉鎖状態だった。

午後は宿でゆっくりと休み、夕方また外へ出た。チェンマイの夕方は西日があっても何となくいい風が吹き、涼しく感じられる。これまで何度も通り過ぎたナイトマーケットに行って夕飯を食べてみた。何と日本の中華弁当のようなチャーハン、春巻き、野菜のセットがあった。100バーツで美味しく頂く。夕日が傾く中、目の前でライブがあるのも何となく楽しい。

帰りにセブンに寄る。これまで見つからなかった静岡緑茶アイスをついに見つけて買う。食べてみると、何となく雪見大福のアイスが抹茶という感じで、なかなか美味しい。しかも僅か20バーツでコスパも良い。知り合いの娘さんが勤めている会社がタイ大手に原料の茶を下ろしているらしい。

2月11日(土)メージョー アカ族村へ

朝はお寺で麺。やはり20バーツは何度食べても安い。今日は先日リス族村で出会ったHさんに誘われて、彼がアカ族の奥さんと住む村へ行くことになっていた。そこはなぜかチェンマイ郊外、メージョー大学の近くだという。そこにはソンテウに乗れば行けるというので、調べてみると、確かに大学までソンテウが出ていた。

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