ある日の埔里日記2018その1(1)腰痛に悩まされる

《ある日の埔里日記2018その1》

今年初の台湾へ。今回は沖縄経由で入ってみた。やはり近い。今後はこのルートもありだな。昨年に引き続き台湾茶の旅は続いていく。今年はこれまで以上にワクワクしそうな予感がある。この旅をしていてよかったという時間を多くしていきたい。

 

1月15日(月)
型が決まって来た

那覇から桃園まではフライト時間は1時間ちょっと。17時前に飛び立って、17時20分には到着(時差1時間)。これは何とも楽だ。次からも沖縄経由を検討していこう。桃園空港の混雑もなく、シムカードも簡単に入手でき、両替の必要もなく、すぐにMRTに駅へ向かった。

 

MRTはすぐにやってきたが、なぜか高鐵桃園駅まで行かないというので乗れなかった。その次を待つ時間が長い。そして高鐵駅に辿り着くと、ちょうどエアポケットのように下り高鐵は30分近く待たないとなかった。それでもやはり高鐵は早い。19時過ぎには台中まで到着。

 

どうにも腹が減った。ちょうど高鐵駅を降りると、何と台鐵弁当を売っているではないか。高鐵で台鐵弁当、いいね。何となく排骨弁当を買ってしまう。まだ暖かいのがよい。埔里行きのバスがすぐ来なければベンチで食べようと思ったが、ちょうどバスが来たので弁当を持ったまま乗り込む。バスに乗ると眠気が来て、寝てしまう。

 

気が付くともう埔里に着く。バスターミナルから荷物を引き摺り、宿泊先へ進む。今回は葉さんの奥さんの親戚がドアを開けてくれて、中に入れた。毎回鍵の受け渡しが面倒なのが難点だ。年末に部屋を出てから、僅か20日も経っていないのに、何とも懐かしい、そして冷え冷えとした空間だ。那覇も寒かったが、埔里もかなり涼しい。まずは腰のケアをしなければならない。幸い今日のフライト、そして荷物を持った移動に支障はなかった。すぐに弁当を食べてシャワーを浴びようとしたが、湯が出なかったので、そのまま寝てしまった。

 

1月16日(火)
腰痛再発

やはりゆっくり目覚める。だが昨晩はかなり寒く感じられ、時々起きてしまい、眠りは浅かった。更には腰痛が再発してきている。これはやばい。この部屋にはエアコンというものがなく、温める手段はなかった。陽が出ているようなのでむしろ外へ出た方が暖かい。もう昼近くなので、少し遠くまで歩いていき、いつものクラブサンドイッチを食べる。これも屋外で爽やかな風に吹かれていると腰の痛みは忘れられた。

 

だが午後も部屋にいると腰が痛みだす。ついには我慢できずに、近所の薬局を探しに外へ出た。ちょっと大きめの薬局に入るとおじさんが『何が欲しい』と聞くので、腰痛のシップと答えると、これがいいよ、と勧めてくれたのは何と日本製のスポーツ用。まあ試してみるかと、買っては見たものの、日本の薬は効き目が弱いものが多いのだ。だからわざわざ台湾まで来て買っているのにこれでは意味がなかった。

 

まあ取り敢えず200元でそれを買い、帰って腰に貼ってみたが、残念ながら効果はあまり見られなかった。その薬局の近くに以前も行ったことがある温州ワンタンの店があるので久しぶりに行ってみる。大きな雲吞が入った熱々スープが50元、寒い日にはなかなかイケる。それに魯肉飯を付ければ、十分満足できる。でもいつの間にか代金は5元上がっている。忍び寄る物価上昇か?

 

その夜も予想以上に涼しかった。スポーツ用シップは効かず、腰の痛みは解消されない。やはり暖かいところへ行かないとダメなのだろうか。翌日腰痛のことをFBに掲載すると、親切な台湾人が『一条根』というのがよく効くから薬局で買って試してみたら、という。どこに売っているのか分らず、取り敢えず外へ出てみると、すぐ近くの小さな薬局にこの名前の張り紙が出ていたので、飛び込んだ。

 

おじさんが出てきたので、『一条根』を頼むと、私の症状を聞いて、別のものの方が効くぞという。もうどれが正しいかは分からないが、とにかく痛みを抑えたかったので、おじさんの言うものを買って帰り貼ってみた。これが意外とよかったので、それから2-3回買い足しに行くうちに、おじさんともすっかり打ち解け、埔里の地図をくれたり、今度飯を食おうと誘われるまでになる。因みの奥さんはベトナム人で、もうすぐテトで帰郷するので暇だということらしい。こういうご近所付き合いも悪くない。

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