タイ巡礼、そして茶旅2017(18)プレー寺巡り

7月29日(土)
プレーでゆっくりお寺巡り

翌朝は相当早くに目覚める。朝食はホテルで取ったが、やはりお客は少なく、寂しいビュフェだった。まあ、私はお粥があれば満足だから文句はない。ホテルのすぐ近くに有名なお寺があると聞き、出掛けてみた。確かに近かったが、そこには貴金属の売り買いをする市が立っており、日曜日の朝から賑わいを見せていた。まさに門前市だ。

 

ワット・ジョムサバーン、このお寺は素晴らしかった。1850年代に創建されたが、その後イギリス商人の支援もあり、1930年代にビルマ式を導入して、木造の立派なお寺が出来たという。石段のところにいるおばさんに一礼して上がると、本堂は天井が高い。そこは何となく日本の寺のようであり、懐かしい感じがして、何かに包まれたようにしばし動かずに仏像を見つめた。

 

朝のさわやかな風が吹き抜ける中、本堂にじっと座っていたが、それに飽きると外へ出る。仏塔が見えたので近づくと、その中に小さな仏像が見えた。ちょうどお参りに来た女性がそこへ入り、熱心に祈っている。私も祈りたかったが、邪魔はしたくなかったので、明日の朝またここへ来ることに決めた。余裕のある旅はこんなことができるからよい。

 

それからはす向かいに見えた寺にも入ってみた。こちらはド派手で対照的だ。しかもユーモラスな坊さんの大きな像があり、また頭がいくつも伸びる観音像、そしてポケモンのピカチューまで置かれており、とても寺とは思えない。学校が併設されていたが、まるでテーマパークかと思う。

 

昨日と同じ道を通り、市内中心部へ。途中でトイレに行きたくなり、近くの寺に入ったが、何と全てのトイレに鍵が掛かっており、おまけに犬に吠えたてられ、あえなく退散。立派な建物の敷地にも入ってみたが、どうやら政府機関のようで警備が厳重で逃げ出す。もう我慢の限界かと思った頃に、公園があり、何とか用を足した。

 

ワット・ポースワンという寺は実に鮮やかな白い仏塔が並んでおり、気持ちがよいほどだった。ここも廃寺を富豪が修復したという。裏には立派な涅槃仏もあり、ちょっと心洗われる感じがする。本堂に入ろうとしたが、ちょうど坊さんが読経中だったので控えた。天気が良いせいか、白い色が目に沁みる。

 

そのすぐ近くにボンブリハウスという古い家があった。1897年建造というから100年を越え、往時の富豪の生活が見られる。テレビドラマのロケでもよく使われるらしい。庭も相当に広く、優雅できちんと管理されていた。ここは入場料がいるのだが、おばさんが一人で管理しているのか、最初は誰もいなかった。

 

するとそこへ幼い女の子が二人現れ、タイ語で何か聞いてきたが、答えられなかった。彼女たちも残念そうだ。そこへ母親が来たが彼女も英語はできない。ただ分かったことは、もしタイ語が分かるなら、この子たちがガイドする、ということで、ちょうど後から来た客には生き生きとガイドしていた。すっかり感心しながら、見学した。重要な場所にはなぜか中国語が書かれていたので一部は理解できた。

 

最後にワット・プラノーンというお寺へ行く。ここが一番有名らしく、観光バスも停まっていた。800年代の創建となっているから古い。この街の守り寺かもしれない。ここには室内に立派な涅槃仏が安置されていた。それを見終わると川沿いにフラフラと歩いてホテルに戻った。結構疲れたので夕方までゆっくりと休む。

 

夕方、街と反対の方に歩いて見たが、道路があるだけで面白くない。夕日がずんずん落ちていくだけ。街に戻ると市場があり、いい匂いのコムヤーンが出来上がっていたので、思わず買い込む。ホテルの部屋で食べるはずが、歩きながら少しずつ食べているうちに無くなってしまうという意外な展開。昼ごはん食べなかったから、腹が減ったのだろう。お腹にコーラを注いで満腹。その夜もよく歩いたので疲れてよく眠れる。

 

7月30日(日)
再び寺へ

朝6時に起きて、昨日の寺へ向かう。今日もいい天気だ。誰もいない本堂に入り、しばし祈り座っていたら、周囲に機織り機があるのに気が付いた。そう、プレーは昔織物の町として栄えたらしい。今は街中を見てあまり見られなくなっていたが、この寺では自らはたを織っているのだろうか。

 

タイの街を歩いていて気が付くことがある、それはどこの街でも警察署まで何キロあるかという道路標示が必ずあり、そこには英語も必ず書かれていることだ。そんなに皆が、そして外国人が警察に用事があるとも思えないのだが、なぜこの表示はあるのだろうか。単なる興味本位だが、ちょっと気になる。

 

ついに客が少なくて今日はブッフェが取りやめとなっていた。朝粥を食べて、部屋で休息。12時前、ゆっくりとチェックアウトして、バスターミナルへ向かう。最後の訪問地、ナーンへ向けて出発だ。バスターミナルに近いということは本当に便利なことだ。ロットゥがここでも定期便としてあり、数十バーツで行けるのがよい。また2時間ちょっとの旅となる。途中で若者が急にコンビに寄りたいと言い出し、ATMでお金をおろしていたのがご愛敬だった。

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