タイ巡礼、そして茶旅2017(1)新しい宿

《タイ巡礼、そして茶旅2017》  2017年7月10日-8月2日

今年前半、それほど激しい旅ではないが、相変わらずお茶を求めて走り回っていた。そして茶の歴史の文献まで読み始めた。生活がほぼお茶になってしまっていたので、気分を変えるべく、お茶と関係ない旅を実施することにした。昨年はマレーシアに行ったが、今回はタイを歩いて見ることにする。果たして茶なしで何をするのか。ところがやはり茶は付いて来てしまった。お茶のご縁、恐るべし。さてどうするのか。

 

7月10日(月)
1. バンコック
新しい宿

いつものように成田空港からタイ航空に乗った。夏休み前でそれほど混んでいない時期を狙った。料金も高くない。グリコのアイスが出てくると着陸1時間前の合図だ。少し早く到着した。しかも駐機した場所はイミグレの真ん前。あっという間にイミグレを通過し、荷物もスムーズに出てくる。バンコックもやるな。

 

これまたルーティーンのように1か月のシムカードを買い、ATMでお金をおろし、電車に乗り込む。驚いたのは、切符売り場の自販機の大半が故障していたこと。空いていたので窓口に並び、切符を買った。どうなっているんだバンコック!電車では座り、マッカサンまで30分。いつもはここから地下鉄に乗り換えるのだが、今回は新しい宿にチャレンジした。

 

そこはマッカサン駅から歩いてすぐとなっている。ただ河があり、荷物を持って橋を越えるのがちょっと面倒だが、歩いて5分ほど。マンションの一角にあるが、予約でもしていないと、ここに宿があるとは分らないだろう。1階はカフェになっている。取り敢えず2泊をネットで予約しており、料金は現金で払うつもりだったが、いつの間にかカードで引き落とされていた。

 

ケーススタディと言う名前だけあり、まさに実験しているような宿だった。部屋はきちんとしており、トイレとシャワーもある。窓もあるし、クーラーもちゃんと効く、ネットの問題もない。ベッドがちょっと上がっており、何だか座禅する場所のようなイメージになっている。冷蔵庫はないが、電気ポットはある。

 

問題なさそうだったのであと2泊の追加をお願いしたが、オーナーがいないと分からないと言われてしまう。後で聞くともう1泊しか部屋はないと言われてしまう。因みに1階のカフェは8時すぎには閉店し、スタッフは帰ってしまう。夜中のチェックインなどはどうするのだろうか。謎だ。泊まり客は数人しかいないようだった。

 

しかし困ったことに、宿の付近は食べ物屋が少ない。それほど暑くないので、夜フラフラ歩いて見たが、なかなか見つからない。スクンビッドの方まで出て、何とか麺にあり付く。屋台のような店が沢山ある場所が恋しい。今晩は疲れたので、すぐに宿に戻り、シャワーを浴びて寝入る。

 

7月11日(火)
チケットを買いに

翌朝は早めに起きて、北バスターミナルへ行く。次の目的地、メーソットにはアイちゃんがいるので、ちゃんと到着時間を知らせる必要があり、バスチケットを購入して時間を確定させる。ネットでは既にみていたのだが、ちゃんと予約できる自信がなく?アナログにもブースを目指す。

 

宿の前から馴染みのバスに乗るつもりで出る。このバスの始発は私の定宿の脇にあるのでよくわかっている。ただ乗っていれば、いつかはターミナルに着く。だが、朝はラッシュ時間帯であり、車は全然動かない。地下鉄の駅は近いので、そちらへ行き、チャドチャックパークまで行く。そこで地上に上がり、無料の新聞を配っているおじさんにターミナル行バスの番号を教えてもらい、無事に到着した。

 

999バスのブースへ行き、メーソットまでのVIPシートを買う。VIPシート初めてだ。夜行バスだが、これで580バーツは安いと思う。ただ朝何時に着くかは、その時次第らしい。それから少しバスターミナルを見学した。市内へ行くミニバスを探すが、文字は読めず、言葉は通じず。結局また普通のバスに乗り、チャドチャックからMRTとなる。ちょっと詰まらないが、仕方がない。宿に帰ってゆっくり休む。

 

なぜかギリシャ料理を
今日のお昼は、昨年のバンコックヨーガ合宿で知り合ったTさん、以前からの知り合いのKさんなどとランチすることになっていた。Tさんはバンコック在住でヨーガクラスを開いている。実は明後日恒例のお茶会をするのだが、その時間帯はクラスがあるということで、今日のランチとなった次第だ。

 

指定されたレストランは何とギリシャ料理のお店。バンコックにギリシャ料理があるのか、ギリシャ料理って、どんな料理かと興味津々で向かう。ホテルの1階にあるとてもおしゃれなところだったが、広いスペースにお客さんはほぼいなかった。これもまた驚きだ。何と貸し切りか!

 

メニューをもらっても文字が読めず、よくわからず、適当に注文したところ、サラダも肉も凄いボリュームで登場し、これまたびっくり。結構美味しいので、久しぶりにむしゃむしゃ食べたが、とても食べ切れなかった。でも何となくカザフスタンで食べた串焼きに似ていたな。関係あるのだろうか。12時から3時まで、ずっと話続けてしまう。まるで女子会の様相。

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