伊那・名古屋散歩2013(3)伊那から大阪までの長い道のり

12月11日(水)

2.大阪

名古屋までバス

翌日は夜大阪で用事があるので、ゆっくり出発。正直伊那から大阪へは簡単に出られると思っていたが、それは大きな間違いだった。伊那から名古屋までバスで3時間かかる。そこから新幹線に乗り換えて行くとのことで、スケジュールを誤ったと後悔する。日本国内にはまだまだ遠い所があるんだと、再認識。

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バスのチケットを買い、定刻に来たバスに乗ろうとした私に運転手は『今日は中央高速が一部工事で通行止め、いつ着くかわかんないよ』と突然言う。どうしてバスチケットを買う時に行ってくれなかったのだろう。それなら伊奈駅から電車を使う算段も出来たのに。と言ってももう後の祭り。このバスに乗るしかない。乗客は5人ぐらいしかない。

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それからバスは延々と渋滞に嵌った。先ずこのバスは駒ケ根まで行くのだが、そこが渋滞していた。高速に乗れない車が一般道に集まったためだ。そして駒ケ根から高速に乗る道は大渋滞。いつになっても進まない。この時点で1時間は遅れていた。それでも高速の停留所には人が待っていた。確かに他に方法はないのだ、待つしかなかっただろうが、アジアの田舎でひたすらバスを待つ風景を思い出した。

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それでもちゃんと休憩は取るので、遅れは取り戻せない。結局名古屋駅横に到着したのは、定刻より1時間半弱遅れていた。まあ何とか間に合う時間ギリギリだった。新幹線の切符を買う時、『大阪のどこまで』と聞かれ、一瞬詰まる。今日はどこに泊まるんだけっけ?忘れていた。何とか思い出し『てんまんまで』というと、『てんま』と直された。

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名古屋駅で新幹線を待つ間に、どうしても腹が減り、ホームの駅そば屋できしめんを食べる。午後3時を過ぎているのに、なぜか混んでいる。きしめんも何故か美味い、腹が減っていたからだろうか。後日ある人曰く、『住よしのきしめんは本当に美味い』と。良い物食べたな。

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天満とグランフロント

新大阪で新幹線を下り、そのままJRで大阪駅へ。更にそこから環状線に乗り替え、一駅。天満はそんなところにある。東京で言えば、神田だろうか。駅を降りると、大阪・梅田とは異なり、ひっそりとした場所に出た。天満と言えば江戸時代は青物市場があり、商人の街。市場が統合されて無くなった今、その活気は全く感じられない。今回も何故かアパホテルに泊まったが、前回の淀屋橋と天満では、雰囲気がまるで違う。同じ大阪駅(梅田駅)から一駅なのに、なんでこんなに違うのか。街というものは面白いものだ。全国一律のホテルチェーンの雰囲気すら変えてしまう。

 

そして夜は今年3回目のセミナーへ。場所はグレードアップして、大阪駅の北側に出来たばかりのグランフロント。確か4月ごろ開業したばかりだ。これがまた立派な煌びやかな建物であり、ビックリする。駅に直結しているのに、意外と時間がかかる。中も迷路のようになっており、なかなか目的地にたどり着けない。夕飯もそこで食べたが、人で賑わっていた。大阪も変わっていくのだろうか。

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