《蘇州お茶散歩2013》(1)浦東から直接バスで蘇州へ

《蘇州お茶散歩2013》  2013年10月13日-16日

 

蘇州といえば、27年前の上海留学中、大熱を出した厄払いに行った場所。正月元旦に寒山寺で鐘を突いたことが忘れられない。その時一緒に行ったのが蘇州出身の日本語学科の秀才、Xさん。彼女の家で湯圓をご馳走になったことは鮮明に覚えている。それから何回も仕事で行ったが、一度も茶畑に行く機会はなかった。蘇州は碧螺春という美味しい緑茶の産地あるのに。

 

その蘇州出身のXさんと25年ぶりに劇的な再会を果たした時、ふと思い出したことがある。Xさんといつも一緒にいた同学の王さん、どうしているんだろうか。Xさんによればナンと蘇州にいるというのだ。王さんは無錫の出身だが、卒業以来蘇州で働いているらしい。

 

27年ぶりに連絡を取ると『蘇州に来るなら歓迎する』との回答があった。せっかくなので王さんに茶畑を案内してもらおうと思い、出掛けた。果たしてどうなるのか。

 

10月13日(日)

1. 蘇州まで

フライトキャンセル

東方航空の午前便で上海へ行き、少し用事でも済ませてから蘇州へ行こうと思っていたが、何とそのフライトがキャンセルになっていた。恐らくは最近の中国の旅行法の改正に要因がありそうだ。東方航空傘下の上海航空に振り替えられ、午後便で上海へ向かった。

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上海航空は元々エアチャイナと同じスターアライアンスに属していたが、いつの間にか国の方針で東方航空傘下に組み込まれた。上海ベースの航空会社の統合だった。これが良かったのかは甚だ疑問ではあるが、致し方ない。東方航空よりサービスはましだと思っていたが、昔よりはだいぶん落ちている。まあそれでも何事もなく、浦東に到着した。

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浦東から直接バスで

もう夕方である。上海には寄らず、浦東空港からバスで直接蘇州へ行くことにした。広い浦東空港の中を探して歩き、ようやく発見したバス乗り場は地下のような所。江蘇省、浙江省各地へ向かうバスが頻繁に出発しており、蘇州行きも20分待ってスムーズに出て行った。

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だがバスは直ぐに蘇州には行かず、虹橋空港を経由。上海内で1時間以上を費やし、蘇州には更に1時間ちょっとかかったため、蘇州に着いたのは午後8時過ぎだった。王さんが予約してくれたホテルはどこにあるか分からないのでタクシーで行こうとするが、なかなか捕まらず難儀。ようやく捕まえて行ってみると、広い敷地の立派なホテルだった。

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