広東茶食旅(マカオ・珠海・順徳)2025(1)初めてのマカオ航空でマカオ空港へ

《広東茶食旅(マカオ・珠海・順徳)2025》  2025年3月10日‐14日

中国行きにビザが不要となったので、2025年の旅の主要テーマは必然的に中国になった。おまけに最近は茶の歴史をそろそろ引退し、食の歴史に転換したいと考えるようになっている。天津飯は天津にあるのか、と同様に、広東麺は広東にあるのか、など、ちょっと気になるテーマを持って広東へ向かう。

3月10日(月)マカオ航空でマカオへ

折角自由に広東に入れるので、どこから入ろうかと検索してみたら、ちょうどマカオ航空の成田‐マカオ線が目に入った。これまでマカオに空港があることは知っていたが、使ったことはないし、マカオ航空など考えてもしなかった。料金も手ごろなので、久しぶりに成田に向かった。

電車で安くいくには本八幡から京成八幡で乗り換えるのだが、この2つの駅の中間に日高屋がある。最近はほぼ行かないのだが、急に食べたくなることもある。五目あんかけラーメンと餃子のセットを注文したが、ある意味で今回の広東行きの目的の一つはこのあんかけ麺(広東麺)が広東にあるのか、という謎解きにあるので、まずは東京で食べる。

成田空港は久しぶりで慣れが無い。更にマカオ航空は初めてだったので早めに到着したが、何とチェックイン開始は2時間前からだったので、時間を持て余して店などを見て回る。2時間前にカウンター付近に行くと大混雑。だが係員からANAメンバーですか、と声を掛けられ、ちょっといいカードを持っていたら、すぐに横からチェックインさせてくれ、ANAと提携しているとのことで、マイルも付いた。税関も優先レーンを通り、初めて行くラウンジには人があまりおらず、ゆったりと過ごした。

飛行機は中型機で、8割程度の乗客だった。その多くはマカオパスポートを持っていたが、広東語ではなく普通話を話す人が多いと感じられた。日本人は多くはないが、子供を連れた日本人女性がいたので、珠海あたりの駐在家族かとみた。機内サービスは悪くなく、何と今時新聞が配られたので、思わずもらった。フライトは5時間近くかかり、夜のマカオに降りた。

マカオ空港に初めて降りた。日本人母子はすぐに中国方面のルートへ向かった。私は普通に入境に並んだが、進むスピードは速くスムーズに入れた。ここから路線バスに乗ろうとしたが、乗り場が見つからず、聞いてみたら、リズボア行きのバスに乗ればと言われたので、そちらに向かった。すると上の方を電車が走っているではないか。なんだ軌道車もあったのか。更にはカジノ行きのバスは無料で運んでくれたが、途中で一度乗り換え、その乗り換えが意外と大変だった。乗客は広東語を話す中国人が多い。マカオ空港から市内は意外と遠い。

何とかリスボアまで辿り着き、直前に予約した古いホテルにチェックインした。部屋は広くてよいのだが、機能性はあまりない。とにかく腹が減ったのだが、元気もない。見るとホテルの前に昔よく行ったポルトガル料理屋があるではないか。午後9時過ぎで客はいなかったが入ってみた。やる気のない従業員が面倒くさそうに対応してくれた。ここのスープは美味しかった記憶があるが、今日はそれほどとは感じない。料金だけは20年前の数倍になっているが、サービスはがた落ちだった。勿論カジノなどへは行かず、すぐに寝た。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です