2月15日(土)原宿から金谷へ
朝ご飯を食べた後、散歩に出た。沼津城跡へ行き、川沿いを歩き、沼津本陣跡から駅の方まで進んでいった。朝の散歩は本当に気持ちが良かった。途中で行列が出来ているパン屋もあった。既に沼津はもう一度来たい場所リストに追加されていた。10時に予定通りチェックアウトした。


駅のホームへ行く。立ち食いそばの店があると聞いていたので、そこで食べようと考えていたが、何と開いていなかった。そういえば同じ店が三島駅にもあったような気がしたので、JRで逆方向へ行ってみた。ところが何と三島駅のも閉まっていた。潰れてしまったのだろうか。今日は島田へ行くのだが、その電車は30分後だったので、駅の外へ出て、そこにあったそば屋できしめんを食べた。


ホームへ戻ってみると、何とそば屋は開いていた。11時開店だったらしい。何ということだ。仕方なく今回は諦めて、JRで原駅まで行く。原駅で荷物をコインロッカーに入れようと思っていたが、小さな駅なのでロッカーはなく、スーツケースを引っ張ってお寺巡りに出掛けた。


原駅周辺には江戸時代の僧、白隠和尚が生まれ、修行した場所だった。徳源寺から白隠の生誕地へ歩き、松陰寺には白隠の墓がある。長興寺には全国から集まっていた僧たちの宿坊があったという。その付近を白隠の道と呼んで整備もされていた。あまり知られていないが、白隠は大きな影響力を持った僧であり、茶にも関連していたので、一度は歩いてみたかったのだ。




荷物が重かったので、早歩きで駆け抜け、原駅に戻った。そう、ここは元々原宿だった。そこから1時間半ほどJRに揺られると島田駅に着いた。駅から歩いて行くと、島田宿や代官所跡を通り抜けて、今日の宿に荷物を置く。そしてまた歩き出す。日本三大奇祭の1つ、帯祭りがある大井神社は初めて来たが、かなり興味深い場所だった。



島田の街で気が付くのは、とにかく和菓子屋が多いことだろう。あまりに目に付くのでそのうちの一軒に入り、宿で食べる菓子を購入してみる。そしてなぜ島田に和菓子が多いのか聞くと「江戸時代の川止めの際、お殿様たちが菓子を食べたがったから」と言われているらしい。大井川、なるほど。いずれにしても菓子は美味しかった。

夕方ご飯を食べに行く。また町中華だ。住宅街にあるお店。早過ぎてお客はいなかった。名物とネット情報にあったレバーチャーハンと焼売を注文する。土曜日のせいか、お客が来るというより、家で食べる弁当などが出ていく。レバーチャーンは確かに旨い。ただ普通のチャーンでも美味いのではないか。焼売は日本でほとんど食べないのですごく新鮮な感じした。帰りがけに田子重というスーパーで買い物して帰る。


2月16日(日)島田紅茶フェス
朝ご飯を思いっきり食べて出掛けた。宿の横の道に市が立っており、果物から本まで、勿論茶も売られていた。だが私が目指したのは、もう少し先。そこには既に長い行列が出来ていた。島田紅茶フェス、昨年も参加したが、会場はかなり広くなったのに会場入り口付近は人で溢れていた。紅茶人気は凄い。


私はまっすぐ3階へ行き、昨年亡くなった村松二六さんの回顧展を見学し、奥様にもご挨拶した。写真が沢山貼られ、多くの人が来ていた。1階に戻ると、相変わらず大勢の人が試飲や茶葉を買っていた。ブースも沢山出ており、顔見知りもいたが、挨拶するにも近づけない。何とか数人と言葉を交わしていると2時間ぐらい経ってしまった。



時間に限りがあり、ここで退散した、荷物を引いて駅に向かっていると、向こうから声を掛けられた。対馬のOさんだった。いつか行きたいな、対馬。JRで静岡駅まで行く。駅に着くと昼飯を食べに清見そばへ向かう。ここはちびまる子ちゃんにも登場しているらしい。そば屋だがラーメンが有名らしいが、何故かかつ丼を注文。お客は引っ切り無しにやって来た。

