関西散歩2025(3)大大阪茶会から四天王寺

それからふらふらと歩いて、天満橋まで行く。今回大阪に来た理由、それは大大阪茶会を見学するためだった。会場のビルに入ると意外と広くて、どこでやっているのか探してしまった。会場に辿り着くと、そこには顔見知りの人々がいた。大阪まで来たけれど、茶のお仲間は同じなのだろうか。

会場にはかなりのお客さんがおり、混みあっていた。ブースも沢山あるが、近寄れない所も多い。それでも熊本の生産者さんと話し、日野のほうじ茶に出会い、そして私の声を掛けてくれた方々と面識を持ち、やはり楽しかった。勿論エコ茶会でよく会っていた皆様ともお話しできてウレシイ再会となった。あっと言う間の3時間で、閉会になってしまった。セミナーやミニイベントは全く見ていないので挨拶できなかった人もいた。

それから地下鉄で心斎橋方面へ向かった。駅で降りたが、どうも大阪に土地勘が無く、彷徨う感じで歩いていると、大成閣という中華料理屋の看板が見えてきた。この名前は今朝図書館で見た中にあったので興味を持つ。昭和32年創業。夜も定食をやっているというので入ってみたが、ちょうど新年会など宴会があり、定食は出来ないと言われてしまう。この店も上の階で結婚式などが出来る設備になっている。

折角なのでメニューを眺めてみると、大滷麺(白菜と豚入りとろみそば)というのがあったので頼んでみた。かなりの量がある。しかしこれは美味い。そして思い出すのが、福建で食べた滷麺だった。もしやしてこれは福建系の麺なのだろうか、それとも広東系?他の物を食べる気もなく腹一杯で去る。心斎橋付近には他にも老舗中華があるようなので、また歩いてみたい。

1月19日(日)大阪ら京都へ

今日は元々大大阪茶会の予備日としていた。朝はゆっくり起きて、ゆっくり外出する。途中でカフェに寄り、ブレックファーストを食べる。トースト、サラダ、コーヒーと、シンプルでよい。そこからまた地下鉄に乗り、四天王寺へ向かう。確か行ったことが無いと思う。教科書でしか見ていない名前だった。

四天王寺といえば、聖徳太子ゆかりの寺。以前行った三重にも同名の寺があり、ちょっと興味を持った。脇の方から入っていくと安政地震津波の碑がある。最近話題の南海トラフ、150年以上前にも大きな被害をもたらしていた。中へ進んでいくと親鸞聖人像があり、五重塔もいい天気に映えている。敷地はかなりの広さだ。

山門を出て、天王寺駅方面へ歩いて行く。元々今日の用事は天王寺だったので、四天王寺を思い出して、寄り道したまでだ。天王寺駅も降りた記憶はなく、初めてかもしれない。駅で王さんと待ち合わせて、そのまま駅ビルのカフェへ行く。日曜日ということか、かなりの人が並んでいたが、比較的席に案内された。王さんとは5年ぶりだろうか。お茶の歴史の話しを聞き、参考になった。

昼ご飯を食べていないことに気づき、駅の横にあった都そばに入ってみる。東京にあるとは聞いていたが、入るのは初めて。午後3時でお客はいない。なぜかそば(うどん)ではなく、かつ丼を食べてしまう。そこから宿で預けた荷物を取り出し、京都へ向かった。JR大阪駅から普通電車で京都へゆるゆると向かう。

京都の宿は駅前のチェーンホテル。大阪に比べて京都の方が安いと思ったら、この宿、駅前だけでいくつもあり、オーバーツーリズムならぬオーバーホテル感が強い。大阪より部屋も広く料金も安いので快適だ。しかも大浴場も付いていて嬉しい。交通のアクセスも良いのでほぼ完ぺき。

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