チェンマイの洪水などで体調がおかしくなっていた。やる気も出ないし、何となく頭も痛い。ようやく洪水騒ぎが一段落したところで、ベトナム旅に出てみた。今回はハノイ、ホーチミンの他、南部カントーに初めて上陸する。
10月9日(水)ハノイへ
昨年も同じ時期に向かったハノイ。今回もエアアジアで行くことにした。チケットを買う時、荷物が7㎏を越えるだろうということで、荷物枠を買ったのだが、カウンターで計ってみると9㎏しかなく、頑張ればよかったと後悔する。それよりエアアジアのカウンター、国内線に行ってしまったよ。ちょっとわかり難いチェンマイ空港。
ベトナムで使えるシムカードを買おうと思って聞いてみたが、何と結構割高だと気が付き、ハノイで現地シムを買うことに変更した。出国審査はいつものようにあっと言う間に終了。ドリンクもいつもの物を買おうとしたら、何故か品切れ。10バーツ高い飲み物になってしまう。まあ何だかかんだで、平穏に出発。
ハノイまでのフライトは1時間ちょっとなので何でもよい感じだ。ほぼ定刻に到着して、すぐに入国審査を通過。順調だ。シムカードもかなり良いのが買えて嬉しい。だがネット環境が整い、Grabを呼んだら、その車がやって来ない。1台目は分からずにキャンセル。2台目は動かなかったのでこちらから動いて失敗。何で去年と違うんだろう。3台目でようやく普通に迎えが来て乗車。
今回の宿は日本人エリアらしい。実は何度も来ているのに初めての地区。昨年キンマー通りのくれたけに泊まった時、そこが日本人街と勘違いしていたことに気づき、今回はロッテモール裏のエリアに宿を取ってみた。ちょうどネットでも新規開店のその宿が推奨されていたこともある。
私の予約には朝食が付いていなかったが、和定食だというので是非食べたいと思い、すぐに連泊を申し出たのが、数週間前に予約した料金の2倍はしており、断念した。ここには日本人出張者がどんどん入って来て、完全な日本社会が出来ていた。周囲にもこのような宿があると聞き、予約を試みるも皆一杯でなかなか見つからない。
取り敢えず周辺を散歩してみた。確かに日本語の看板や日本食店がかなり並んでいる。ここが日本人街か。ずっと歩いているとリンラン市場という古めかしい市場が登場した。如何にもベトナムの市場、という感じがする。今やあまり見られない希少価値。夕方でかなりの買い物客がおり、美味しそうな物が売られているが、ここは我慢だ。その先には日本食スーパーがあった。かなり充実しており、単身の日本人駐在員が弁当を買っていた。この辺に住めば、食には困らないだろう。
宿に戻るとカレーが出来ている。ほんの少しだけ食べてみると意外とおいしい。だがこれ以上食べると夕食が入らない。まもなくNさんがやってきて、近所のビアホイへ行く。このエリアでも日本食へ行かないというのが、Nさんらしい。ビアホイは以前ほど繁盛していない。飲酒運転規制強化や景気低迷など、いくつか要因はあるようだが、相変わらず煩い。そして豪快なおかずは美味い。