静岡茶旅2024(1)図書館に2日通って

《静岡茶旅2024》  2024年2月15₋19日

マレーシアから帰国して、旧正月は大人しく東京で過ごした。そして今回は静岡へ。年に2回は来ているので新鮮味は薄いが、どんどん調べは深くなってきている。さて、今回はどんな出会いがあるだろうか。

2月15日(木)まずは図書館へ

何となく朝早いのは嫌だったので、ゆっくり家を出て渋谷からバスに乗る。この路線も2度ほど乗っているので、もう慣れていた。2月は快晴が多く、美しい富士山が期待できるはずだったが、まさかの小雨に見舞われ、寒い。相変わらずこのバスは30分遅れて静岡駅に到着した。小雨は降り続いている。

予約した宿へ行ったが、予約が無いという。チェーン店で駅近くに2軒あり、前回まではもう一軒に泊まっていたが、今回は別にしようと予約したはずだったのに、何故か前と同じ方を予約していた。こういうボケがだんだんきつくなると、旅が難しくなる。早めに、行けるうちに旅をしようと思う。

何だか腹も減らないので、宿に荷物を預けて、静鉄に乗り、図書館へ向かう。今回の主目的は図書館だったから(前回はなんと月末休館とかで利用できず)、真っ先に向かう。図書館近くの電光表示板に『美術館、レストラン開館』と出ていたが、『図書館 故障中』とあり、驚く。これは掲示板の故障でよかった。図書館内でいくつかのテーマを探しているとあっという間に数時間が過ぎてしまう。暗くなってからまた静鉄で戻る。

急に空腹を覚える。まあ昼も食べていないのだから当然ではあるが、それでも軽いそばなどにしたい。新静岡駅近くに数軒のそば屋があったが、何となく10分ほど歩いていつもの店へ行き、いつものようにかつ丼セットを頼む。安心安全の美味しさ。まだマレーシア旅の疲れを引きずっているようだ。

2月16日(金)今日も図書館へ

宿で朝ご飯を食べる。静岡おでんなど充実したメニューが並び、食後はコスタコーヒーが飲める。まあとにかくコスパは悪くない。静岡の物産も販売しており、缶詰のもつカレーが目を引く。今日もいい天気だ。また静鉄に乗りに行くが新静岡まで行かなくても一つ前の駅の方が宿から近いことを発見。

図書館に行く坂道、今日はなぜか右側を登っていく。すると公園があり、その奥には古墳があると書かれていたので、歩いてみる。更にその先を見るとなんと『やぶきた原樹』の文字が見えるではないか。数年前、この原樹を探しに来たが見付からなかった。今日偶然にも見ることが出来て満足。それにしても囲いがされていて、ちょっとかわいそう。後ろには杉山彦三郎の顕彰碑などが建っていた。やはりこれからも日常に流されず、いつもと違うことをして、新たな発見をしよう。

昼を挟んで4時間ほど図書館で調べ物をした。ようやく目途が付き、図書館を出ると何だか歩きたい気分になる。近所に面白そうなお寺がある。そこから下っていくと、静鉄の線路があり、それに沿って歩くと、急に腹が減る。近くに格安鰻屋があったので入ってみる。さすがに午後3時に客はない。まあ質的にはそこそこだが、何といってもうなぎセットが1200円程度と確かに安い。

腹が一杯になったので、また歩く。30分ほど行くと護国神社があった。その敷地はかなり広い。きれいなさくらが咲いていた。河津桜だろう。各県にある護国神社は、どこも由緒正しい。そして静けさが漂う。立派な鳥居があり、池には鳥が遊ぶ。肌寒い中ではあるが、子持ちは良い。宿まで歩いて帰るともうクタクタ。夜は宿のカレーを食べて、大浴場に浸かって休む。

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