ベトナム南部茶旅2023その1(1)早朝ホーチミンに到着して

《ベトナム南部茶旅2023(1)》  2023年6月25日-6月30日

3月にハノイから鉄道でラオカイへ行き、思いがけない展開で山岳民族の村へ入った。その旅があまりにも刺激的で、どうしてもホーチミンへ行きたくなった。少し長めに滞在し、折角なので6年ぶりにダラット付近にも足を延ばしたいと考えた。

6月25日(日)早朝ホーチミンに到着して

夜の羽田空港に来たのはいつ以来だろうか。朝とは違ってそこまでは混んでいなかったが、それでもかなり人がいた。今回はサラリーマンを辞めてから恐らく初めて日本航空の国際線に乗ることにした。3月にもう一社のいつも乗る航空会社のサービスがあまりにもひどかったので、2社ともサービスが落ちているのか、見てみたかったのだ。

チェックインは順調、そして顔認証が使える(これは日系2社のみ)ので、すぐに登録が出来、保安検査場へ簡単に入れる仕組みとなっていた。僅か10分で保安検査場を潜り抜け、出国も簡単に終わった。その先には深夜便に乗る乗客がかなり席に座って待っている。飲み物でも買おうと探したら、何とセブンイレブンが夜10時過ぎには閉まっており、外国人が珍しそうに写真を撮っていた。24時間営業が普通のセブンで、何とイレブン迄開いていないとは。まあドリンクは自販機で買えるので、問題はない。

機内はきれいで座り心地も良い。深夜なので、すぐに寝入る。ところが3時間後、全ての灯りが点灯して、朝食?が配られた。僅か5時間ちょっとのフライトで、まさか着陸2時間前に食事とは。しかも全員を起こしているからびっくりする。タイ航空やエアチャイナでは考えられない仕打ちに遭う。それでも食事を受けとって食べてしまうこちらが悪いのだろう。

そしてフライトは定刻より早く午前5時にはホーチミン空港に到着してしまった。まだ夜明け前であり、他に到着したフライトもなく、イミグレもちょうど開き始めたところだった。今回は預け荷物もなく、さっと外へ出た。一番気がかりだったのは、スマホのシムと両替。羽田空港なら当然開いていないだろう。事前のネット検索でも8時頃からしか開いていないと書かれていた。

ところが行ってみると、ちゃんと両替ができ、SIMを買うことが出来た。観光客にこのようなニーズがあるのに、商売をしない(出来ない)、日本の空港はもう完全に負けていると思ってしまう。それにしてもあっと言う間にホーチミンに放り出されたが、ここからどうするか。

実は今回は韓国在住のK社長と待ち合わせていた。そのホテルは何と空港の近所だったので、朝日を見ながら歩いて向かうことにした。空港から徒歩で出てきたのは、タイのメーホーンソンや先日の山口宇部空港以来だろうか。暑さもなく、気持ちは良いが、空港の周りは道路で囲まれており、歩いて行くようにはなっていない。

何とか道路を渡り、広い道でケースを引いて行くと、これは結構辛い。やはり歩道の整備は良くない。1㎞以上歩いて何とかホテルに辿り着く。まだ朝の6時前だが、K社長は起きていた。私はフロントで『今日予約したのだが』というと、『今から掃除をするので2時間後に来て』と言われたので、K社長と共に上に上がり朝食を食べ始めた。

K社長には3月ソウルでかなりお世話になったが、またホーチミンで会えるとは感謝しかない。2時間後にフロントへ戻ると、女性が立っていて『あなたの部屋は用意できたので、これだけ支払って』と言われて面食らう。東南アジアでは、部屋が空いていればいつでもチェックインできると思っていたのだが、半日料金を取るというのだ。

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