《奇想天外マレーシアの旅》(1)KL 何とも無愛想なホテルで凍える

《奇想天外マレーシアの旅》  2013年10月2日-10日

 

マレーシアの茶畑と言えば、キャメロンハイランド。10年以上前に一度訪れていたが、バンコックから近いこともあり、もう一度行ってみる気になる。しかも今回は別のご縁も出来ており、新たなマレーシアの旅になる予感があった。

 

ビエンチャンからバンコックに戻って2日後。また空港へ行き、エジプト航空を待つ。エジプト航空でバンコック‐KL。面白いのと安いので乗り込んでみる。最新鋭の機種、機内はガラガラだが、なぜか赤ちゃんが3人も乗っている。エジプト人は家族旅行に来ているのだろうか?

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10月2日(水)

1. KL1

空港からチャイナタウンへ

KLの空港も他と同じで広い。出口までが遠い、疲れる。前回同様セントラル駅までバスに乗る。何とチケット売り場で『チャイナタウンまで行ける』と聞いたので、喜んでチケットを買ったのだが。駅までは1時間ほどで到着。だが、そこからミニバスに乗り換えるように言われ、大混乱。どこで待てばよいか分からず、いつまで経ってもやってくる気配もない。待っている人もいない。これは余程不便なのだろうと諦める。

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前回の記憶を頼りにモノレールへ。駅から少し離れたその乗り場、そしてチャイナタウンに直接行くのは駅から出ている別の線だと知ったが、後の祭り。既に動く気力もなく、来たモノレールに乗る。一応チャイナタウンの近くだという駅で降りたが、とても寂しい所で方向すら分からない。何とか人に聞いて、チャイナタウンへ入る。このような場合、マレーシアでは英語か中国語はほぼ通じるのが心強い。

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そしてホテルを探す。いつもはネットで予約するのだが、今回は何とかなるのだろうと決めずに来た。チャイナタウンにはいくつも小さなホテルがあったが、私が泊まりたいところが見付からない。広東系の爺さんがやっているホテルなど、窓もなくうーん。

 

チャイナタウンのホテル

仕方なく、少し立派そうなホテルを当たる。フロントは薄暗く、人もいない。呼び鈴を押すと人が出てきたが、130rの部屋しかない、という。部屋を見せろというと、夜は見せない、と傲慢だ。こんなところは嫌だ、と思い、また探すがどうしても見つからず、最終的にこのホテルに投宿。

 

部屋には窓はないが、それなりの広さがあり、OK。だが、PCの充電をしようとするとコンセントが合わない。フロントを呼び出すと、掃除のおばさんが明日の朝来たら貸す、と。相変わらずの無愛想な対応。おまけにこの付近に売っているところもないという。そんなはずはない、と外へ出ればすぐ近くに露店街がある。入っていくとすぐにコンセントが見付かり、購入。何だ。

 

部屋に戻りシャワーを浴びて、さあ寝ようとベッドに入ると、なぜか寒い。ところがクーラーは調整が効かず、おまけに切ることも出来ない。しかもどんどん寒くなる。フロントはあてにできない。持っている物を着こんでシーツにくるまる。お湯を浴びた頭が冷たくなる。本当に寒くて死にそうになる。その時、突然『シュー』という音がして、冷房が切れた。自動制御か?助かった。

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