仕方なく次の電車で福島まで戻る。駅に立ち食いそば屋があったので入ってみたが、何だかちょっと?外では手ごろな弁当などを売っていたが、中で天丼セットを注文した。量が多く、料金もそれなりだが、少し味気なかった。立ち食いとは書いてあったが、一種のファーストフードのような店だった。


午後は疲れてしまい、休息を取ることにした。最近は数日ずっと歩き続ける体力が無くなっていたので、仕方がない。夜は検索してやはり東口にある定食屋を訪れたが、お目当てのホルモン定食はなく、残念。まあ代わりに食べたロース味噌定食がまあまあでよかったが、ワンオペ店でせわしない。味噌汁が福島で初めてしょっぱいと感じられた。

9月5日(金)西那須野へ
台風接近の予報が出ていたが、上陸したのは四国か関西方面でこんな遠くにまでさすがに影響はなかった。最近のテレビの天気予報は騒ぎ過ぎではないか。それでも朝方は少し雨が降っており、道路が濡れている。福島では朝ラーメンを食べると検索で出たので行ってみることにしたが、雨が止むのを待っていたら、昼前になってしまった。駅東口近くのラーメン屋へ行くと午前11時でかなりお客さんがいた。ラーメン炒飯セットを注文する。ラーメンには大きな肉が入っており、スープは優しい。炒飯は町中華の味で美味しかった。


ランチ終了後時間が余ったので、バスに乗って古関裕而記念館に行く。ところがバス停でどのバスに乗ってよいか全く分からず、地元の親切な人の手助けで何とか乗れた。バスは岩谷観音の方へ向かうというので、まずはそちらへ行ってみた。だがかなり急な階段を上らねばならず、しかも階段は雨で濡れており、最近膝が痛い私には断念するしかなかった。

古関裕而記念館へ向かおうとスマホで位置を検索したが、何とスマホが動かない。いや地図アプリが開けない。こんなところでスマホが使えなくなると非常に困る。まごまごしている内に、何とか記念館にやってきたが、バス停の場所も気になってしまい、とにかくバスで福島駅へ戻る選択をして、見学を諦めた。バスはかなりの本数があり、思ったより早く駅に戻れたので見学すればよかったと後悔。しかも駅に来るとスマホは完全に回復しており、何だったのかと理解に苦しむ。

午後は福島から先日来た路線を戻り、西那須野に向かった。2日前は郡山で下車してから福島へ向かったが、今日の電車は新白河行きで郡山で乗り換える必要はなかった。が、実際は郡山で結構な時間停まっているだけで、乗り換えても変わらなかった。本当は新白河で降りて、白河城でも見ようかと思っていたが、コインロッカーもないようだったので、そのまま黒磯行きに乗り換える。

西那須野駅に来るのは4年ぶりだが、何となく変わっていた。2階の改札に人影はなく、切符を持っていてもそのまま出られてしまった。歩道橋を越えるとそこに予約したホテルがあり、とても便利だった。ただこのホテル、かなり年季が入っており、テレビを点けても点かない。それでもフロントに伝えるとちゃんと直してくれて親切。何だか田舎の有り難たみを感じる。


午後5時半には45年来の旧友Mが迎えに来てくれた。彼とも4年ぶりに会う。前回は彼が当時勤めていた病院の脇のホテルに泊まったが、今回は駅近くで彼の家も近いので良いと思ったのに、「俺も酒は飲まない」と言って車を運転する。結局病院からほど近い住宅街に車は入っていく。