バンコク・ハジャイ旅2024(4)ハジャイ食べまくり

夕方また外へ出た。タイ語が読めない私は、相変わらず華人系の建物が目に付いてしまう。苦瓜麺という文字が目に入ったので、思わず注文する。外のテーブルで待っていると突如雨が降り出したので、屋内に避難。すると店のおばちゃんが話し掛けてきたが、最初は華語だったはずなのに、途中から閩南語か潮州語に変わっている。それでも身振り手振りで何となくわかるので調子を合わせていたら、最後までずっとしゃべっていた。肝心の苦瓜麺の味はよく分からず終わる。夜は佐藤優が出ていたテレビ番組を見る。

1月25日(木)ハジャイ2日目

何となくすっきりしない目覚めだった。それでも外へ出て、何と朝から肉骨茶に挑む。昨日通り掛かった時、この店だけがなぜか混んでいたので入ってみることにしたのだ。朝も混んでおり、何とか一番奥の席に潜り込む。取り敢えず肉骨茶といってみると、実に立派なものが登場した。それなりに美味しかったが、お値段もそれなりだった。

また腹ごなしに散歩する。少し郊外へ向かうと教会が見える。モスクもあるようで、華人だけの街ではないことも分かる。そこで雨が降り出し、屋根の下で雨宿り。傘はあったが雨宿りしてみたかった。本当に10分ぐらいで止んでしまい、如何にも南国を感じる。何事もなかったように歩き始めると、華人が創設した学校なども見られる。

宿に戻ってもう1泊しようとフロントへ行くと何と『今日スタンダードルームは満室なので500バーツ高い部屋しかありません』というではないか。ここから慌てて近くの宿を探し始めた。一番近い所へ行くとネット検索よりかなり高いが、まけてはくれない。もう一軒訪ねたが、やはり同じだったので、仕方なく最初のホテルをネット予約したところ、何と現地払いで150バーツ安くなってしまい、また喜ぶ。フロントの女性たちも面白がって付き合ってくれ、皆で笑う。この雰囲気がとても良い。

朝結構散財したので、お昼は質素にお粥を食べる。しかしこの魚粥、何とも旨い。なぜだろうか。その後に昔泊まったハジャイ駅を見学していると、また雨が強く振り出し、慌ててロビンソンデパートに逃げ込む。地下のスーパーでドリンクなどを買っている内に小降りになったので、帰る。

夕方また空を見ながら外出。旨そうな福建麺の店があったので食べる。やはり旨い。だがその後フラフラしていると、フライドチキンで有名な店があり、お客も多かったので食べてみたくなり、ハーフサイズを頼んで完食した。もう腹一体で何ともならない。それでも帰りフルーツを買うとこれまた甘い。ハジャイは実にいい所だが、腹は極度に重い。

1月26日(金)サトゥーンへ

朝早めに起きて8時前にはチェックアウト。宿の前のトゥクトゥクに声を掛けてバスターミナルへ行こうと思ったが、ちょっと高い。市場の方で昨日来た料金が安かったのだが、そこへ行ってみても全員が100バーツだという。完全にカルテルだ。そんな中、一人のおじさんだけがなぜか60バーツというので乗り込む。バスターミナルは私が思っていたのより遠かったが、丁寧に送ってくれ、サトゥーン行きロットゥの場所まで教えてくれた。朝からおじさんを拝む。

100バーツでチケットを買うと10分でロットゥは満員となり走り出す。今日はいい天気で気持ちが良い。これも順調で2時間ちょっとでサトゥーンの街に入る。途中一人ずつ降りたいところで降りるので、最後に私は残されてバスターミナルに着いた。だがそこはあまりにも閑散として前途が思いやられる。

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